【フォト日記】原点に立ち返って&レディース・阪口選手アメリカから帰国・アジア大会へ!!

2018/8/8
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クラブは本日、鈴木政一監督との契約を解除し、暫定的に片渕浩一郎ヘッドコーチが指揮を執ることを発表しました。思うように勝点を伸ばせない中で、苦渋の決断となりましたが、今ここにいるメンバーがベストを尽くすほかに進むべき道はありません。ひとつにまとまり、一歩を踏み出します。

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片渕ヘッドコーチは「我々にできることは、残り15試合全力で勝点を取っていくこと」と、あくまで視線を前に向けて語ります。目下のテーマは、今週末に控えているホームゲーム、栃木SC戦での勝利。「勝ってバトンをつなぐ」ために、情熱を込めて選手たちに指示を送っていました。

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練習前のミーティングでは、「原点に立ち返ってやろう」と話したという片渕ヘッドコーチ。今まで鈴木前監督のもとで積み上げてきたものは、確実に経験値としてチームに残っています。しっかりと継続性を持たせながら、「切り替えの早さ」や「運動量」など、サッカーの根幹となる部分に厳しくこだわっていきます。

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キャプテンの小川選手は「最後まで諦めずにボールに食らいつくとか、そういう基本的なことをまずしっかりやらなければいけない」と強調します。ピッチで闘う選手たちが責任を果たすことが、勝利をつかむ上で大前提となります。今日の対人トレーニングでも、それぞれが激しく体をぶつけ合う場面が多く見られました。

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現状への危機感が選手たちのハートを刺激し、ピッチ上では絶え間なく声が響いていました。それを一過性のものにするのではなく、最低限の水準とし、明日以降もテンションを落とさずにトレーニングに励んでいくことを心掛けていきます。

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明日のトレーニングは非公開で行うこととなりました。激動の中でも心を揺らがすことなく、チーム全員がただひたすらに勝利をつかむことに集中し、一心不乱に準備を進めます。

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7月26日からアメリカで開催された2018 Tournament of Nationsになでしこジャパンメンバーとして出場した阪口萌乃選手が、今日からチームに合流しました。初戦のアメリカ戦では代表初ゴールを挙げる活躍を見せ、来週から始まるアジア大会のメンバーにも選出された阪口選手。今日のトレーニング前には、報道陣の皆さんに大会のご報告とアジア大会への意気込みを語りました。

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今回の大会では左サイドバックで出場した阪口選手ですが、ディフェンスラインのポジションはサッカー人生で初めての経験でした。「今までの自分のプレーを見て判断してもらったと思うので、頭をディフェンスラインに切り替えて『やるしかない!』と1試合1試合、必死だった」と話す阪口選手。普段とは違うポジションでも平常心で試合に臨める環境をつくってくれたチームメイトやスタッフへの感謝の気持ちも伝えてくれました。ゴールシーンについては「負けている展開だったので積極的に攻撃参加をして、落ち着いて自分らしいシュートを打てた」と話し、「自分にとってはプラスになったことばかり。普段やってないポジションで学ぶことが多く、いろいろなことを吸収できた3試合だった」と大会を振り返りました。

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来週から始まるアジア大会に向けては、「ハードな試合日程に加えて招集メンバーが18人ということでタフな大会になると思う。もっと攻撃に絡んで前回よりもいいプレーができるように頑張ってきたい」と抱負を語ってくれました。今回のアメリカ遠征では時差ボケ対策のために飛行機用の安眠グッズを準備してコンディションにも気を配っていたとのこと。11日(土)に長野UスタジアムでのAC長野とのトレーニングマッチ後に、すぐにアジア大会に向けて出発する過密日程となりますが、アジア大会でも日の丸を背負いピッチで躍動する阪口選手に期待しましょう!!


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