2018シーズンのトレーニングもいよいよ最終日。今日は冷たい雨が降る中にも関わらず、多くのサポーターの皆様が見学に足を運ばれていました。スタジアムでも、練習場でも、温かく選手たちを後押ししてくださった皆様に、心より御礼を申し上げます。




今日は4チームに分かれてミニゲーム大会を実施しました。笑顔を浮かべながらも、スコアにはこだわって臨んでいた選手たち。それぞれの特徴を生かしたプレーはもちろんのこと、意外な一面も見られ、白熱した内容となっていました。2枚目はインターセプトから持ち上がる田口選手。フィールドプレーヤーかと見紛うほどの好プレーでした。


敵味方関係なくいじられ、独特の存在感を放っていた柳選手。冗談交じりに言葉のプレッシャー（？）を掛けられていましたが、攻撃では華麗なボレーシュートでネットを揺らすなど、周囲を驚かせるシーンもありました。



選手たちに負けじと、スタッフチームも奮闘。団結力が光り、ゴールライン際でのクリアなど、要所でファインプレーが飛び出していました。選手とスタッフが対峙するのは新鮮な構図でしたが、勝負の緊張感が張りつめたシーズン中とは違った表情も見られ、チーム全員でサッカーを楽しんでいました。



優勝争いは延長までもつれる大接戦となり、ギャラリーからも注目が集まっていました。PK戦突入かと思われた終了間際、Vゴールを挙げたのは田中選手！「たくさんの方が見に来てくれて、テンションが上がっていた。最後に優勝できて良かったです」と笑顔でコメントしていました。プロ19年目となる来季に向けても、「90分プレーできる自信はある。いい準備をしたい」と意気込んでいます。


最終日を振り返り、「すごくいい雰囲気で終われた」と片渕監督。一人ひとりと握手を交わし、労をねぎらっていました。ミーティングでは、「このメンバー全員がそろうのは今日が最後。このつながり、仲間を大切にしていこう」というメッセージを伝えたそうです。


最後はキャプテン小川選手よりサポーターの皆様に挨拶があり、一年間の感謝の気持ちが伝えられました。苦しいシーズンとなりましたが、熱いご声援でチームを支えていただき、本当にありがとうございました。味わった悔しさをぶつけるべく、アルビレックス新潟は2019シーズンに挑みます。引き続き応援よろしくお願いします！


レディースは12月2日(日)、皇后杯3回戦に向けてトレーニングを積んできました。3-2で勝利を収めた先日の2回戦は、内容は決して満足のいくものではなく、選手たちも「一人ひとりがボールを持つ時間が多くリズムをつくれなかった」、「運動量が発揮できなかった」と反省を口にしていました。ただ、しっかりと勝ち切り、次へと駒を進められたことはポジティブに捉えています。


次の対戦相手は日体大FIELDS横浜。今季のリーグでの対戦では、2戦2分と五分の相手。勢いのあるプレスをいかにかわすかが勝利へのカギとなるでしょう。皇后杯3回戦は、静岡県の藤枝総合運動公園サッカー場での開催となります。ベスト8進出に向け、一丸となって戦いましょう。キックオフは11時。ぜひ熱い声援をお願いいたします！！