2005 J LEAGUE DIVISION 1 第15節　vs ジェフユナイテッド千葉

前半 0〜15分 サポーターの皆さん、いつもご声援ありがとうございます。今夜は、ジェフユナイテッド千葉のホームスタジアムである市原臨海競技場での初対戦となります。 まず新潟は、前節の神戸戦で接戦の末、競り勝って勝ち点３を挙げました。前半早々に負傷したファビーニョは、検査の結果、鼻骨骨折と診断されて、今回の遠征メンバーから外れました。出場停止明けのアンデルソン リマは、遠征メンバーに加わりました。 さて注目の先発メンバーですが、右サイドバックには、アンデルソン リマが入り、梅山が ベンチスタートに回りました。ファビーニョのポジションには、前節と同じく岡山が入りました。 一方のジェフは、攻撃の起点であるＦＷのハースが累積警告で出場停止。その穴をＦＷ林が埋めることになりました。ベンチ入りメンバーでは、前節と変わってＭＦ楽山、ＦＷ要田が 入りました。 [ウォーミングアップ開始] ウォーミングアップ開始前から雨が降り出しました。新潟の選手たちは、まずゴール裏へ向かって、サポーターの皆さんへ挨拶をして、ウォーミングアップを開始しました。フィジカルコーチのフラビオが、集中力を高めるように、常に大きな声を出して、選手たちに指示をしています。 ジェフのキックオフで前半開始。 試合の立ち上がりは、中盤でのチェックが厳しく、両チーム共に決定的なチャンスを作れず。 ［新潟：４分］ジェフ左サイドを寺川→海本（幸）のダイレクトパスから、岡山へスルーパスが通る。突破を図ろうとした岡山のボールをジェフＤＦがカットしてスローインに。 ［ジェフ：５分］新潟左サイドを突破した林が、センタリングを上げたが、野澤がキャッチ。 ［新潟：９分］相手選手にファールをした桑原が警告される。 ［新潟：７分］中盤でボールを奪い、そのまま桑原が攻撃参加。ジェフ左サイドを持ち上がり、サイドチェンジのパスは岡山へ。岡山は、そのパスをダイレクトで返して、ペナルティーエリア内に突進してきたエジミウソンに合わせようとしたが、ジェフＤＦにカットされた。 ［ジェフ：10分］新潟左サイドに開いていた林が、タイミング良くペナルティーエリア内へ走り込んだ巻へスルーパス。巻は、落ち着いて後ろに返して、ポペスクが右足シュートを放つ。このシュートは、野澤の正面へ。 ［新潟：11分］中盤で寺川が中央をドリブル。ジェフＤＦ陣が中央に集まってきたのを見て、右サイドに開いていた岡山へパス。岡山がセンタリングを返したが、これもジェフＤＦがクリア。 ［新潟：14分］新潟左サイドからのセンタリングに対して、クリアしようした海本（慶）にアクシデント発生。ボールをタッチに出して、担架が運び込まれる。どうやら足首を負傷した模様。 16〜30分 海本（慶）の治療で、10名になっている新潟は、桑原がディフェンスラインに入って、ジェフの攻撃をしのいでいる ［ジェフ：17分］新潟右サイドでのパス回しから、ペナルティーエリア内へ縦に走り込んできた羽生にスルーパスが通り、新潟ＤＦともつれ合いながらシュートを放ったが、シュートは枠外へ。 ［新潟：19分］海本（慶）立ち上がったが、プレー続行が難しいと判断され、萩村と交代した。 ［ジェフ：21分］ポスト役として、中央に位置する巻を使って、林がワンツーからシュートを放った。シュートは、ポスト近くをきわどく通過して外れた。 ［新潟：23分］海本（幸）が中盤まで引いて、出来たスペースにエジミウソンが走り込んで、ジェフの左サイドを突破したが、センタリングはわずかに長く、シュートに持ち込めなかった。 ［ジェフ：25分］中盤での直接ＦＫをマークを外した山岸が、ゴール前に現れて、ヘディングシュートを放ったが、幸いにもシュートミスで枠を外した。 ［新潟：27分］ジェフ右サイドのＣＫを蹴るのは、アンデルソン リマ。滑りやすいピッチを利用して、早くて低いキックをした。このボールにジェフＤＦ何とかカットして再びＣＫに。 ［新潟：27分］同じ右サイドからのＣＫ。今度は、ニアポストで岡山がコースを変えて、何人か飛び込んだが、ジェフＤＦがクリアして３本目のＣＫに。 ［新潟：28分］今度は、左サイドでのＣＫ。リマのボールは、中央で待っていた萩村に合ったが、シュートは残念ながら枠を外れた。 31〜45分 ［ジェフ：31分］新潟左サイドから攻撃参加した坂本が、ペナルティーエリア内にドリブルで持ち込み、左足で強烈なシュートを放った。このシュートを、野澤が弾き出して、ＣＫに。 ［新潟：32分］ファールした寺川が警告された。 ［ジェフ：33分］新潟のペナルティーエリア内へ、どんどんボールを呼び込むために、オフ・ザ・ボールの動きが激しくなる。新潟ＤＦ陣も、これに慌てずに対応して、決定的なチャンスを作らせず。 ［ジェフ：34分］怒濤の攻撃を仕掛けるジェフ。ペナルティーエリア内で決定的な状況になっても、新潟ＤＦ陣が粘り強く対応して、シュートミスやブロックをして、ゴールを割らせない！今は、我慢の時間帯。 ［新潟：39分］ジェフの攻撃をしのいだ新潟は、前線でエジミウソンがスペースを利用した突破で、ジェフＤＦ陣を混乱させている。ジェフ左サイドからの突破をジェフＤＦがカットして、ＣＫを奪った。 ［新潟：39分/Goal］エジミウソンの突破から奪ったジェフ左サイドのＣＫ。リマの蹴ったキックをゴール前でジェフＤＦがクリアミス。そのボールがフリーのエジミウソンへ。エジミウソンは、落ち着いて右足で流し込んで新潟が先制！　ジェフ　０−１　新潟 ［新潟：41分］先制で勢いづく新潟は、今度はジェフ右サイドを鈴木（慎）がドリブル突破からペナルティーエリア内へ持ち込む。このドリブルをジェフＤＦがカットしてＣＫへ。 ［ジェフ：44分］新潟左サイドから坂本が、ファーサイドまで届くアリークロスを蹴ったが、 新潟ＤＦが落ち着いてクリア。 ロスタイム２分が提示された。 前半終了！押され気味だった上に、海本（慶）のアクシデントまであったが、チーム一丸となって１点を奪った。後半も攻め込んでくる相手に、効果的なカウンターを仕掛けたい。 後半 46〜60分 ハーフタイムでの両チームの交代はありません。 新潟のキックオフで後半開始 ［ジェフ：46分］後半立ち上がりから怒濤の攻撃を仕掛けてきた。新潟右サイドで得たＦＫもクイックリスタートをして、ペナルティーエリア内の羽生へ。羽生がグラウンダーの折り返しをしたが、このセンタリングは新潟ゴールを横切っただけで済んだ。 ［ジェフ：47分］新潟左サイドを突破して返したセンタリングに、攻撃参加していた坂本が、ヘディングシュートを放ったが、シュートはクロスバーの上に。 ジェフは、流動的なシステムで、阿部や佐藤が前線に加わり、状況によっては４トップにして、攻撃に人数を割いている。 ［ジェフ：50分］ゴール前での競り合いのボールが、フリーの坂本に渡り、左足でシュートを放ったが、野澤が身を挺してシュートをブロック。ゴールを割らせない！ ［ジェフ：53分/Goal］新潟右サイドからのスローインを素早くつないで低いライナーのセンタリングを返した。このセンタリングをニアサイドで佐藤が左足で合わせてゴール。 ジェフ　１−１　新潟 ［新潟：56分］勢いを増したジェフの攻撃に、身体を張ってゴールを守る新潟ＤＦ。カットしたボールを前線のエジミウソンへ。左右にスペースがあるため、エジミウソンの突破は相手にとって脅威になっている。 ［新潟：58分］岡山に代わって、上野が投入された。 ［新潟:59分/Goal］ジェフ右サイドで得たＦＫを、リマが得意のライナー系のキックでファーサイドへ。そのボールに交代した上野が、ファーストタッチゴールを決めて勝ち越した！ ジェフ　１−２　新潟 61〜75分 ［ジェフ：61分/Goal］新潟左サイドからの難しいバウンドのセンタリングに、中央で新潟ＤＦをブロックしながら巻が右足シュート。これが決まってしまい、試合は再び振り出しに。 ジェフ　２−２　新潟 ［ジェフ：64分］両サイドから鋭く早いセンタリングが、新潟ゴール前に蹴りこまれるが、新潟ＤＦ陣も冷静に対処してシュートを打たせず。 ［ジェフ：64分］林に代わって、要田が投入された。 ［新潟：65分］カウンターから、ジェフ右サイドからエジミウソンがゴール前に走り込む鈴木（慎）へ。鈴木（慎）は、ペナルティーエリアの中央からシュートを放ったが、惜しくも枠をとらえることは出来ず！ ［ジェフ：66分］ジェフ２人目の交代。ポペスクに代わって、工藤が投入された。 ［ジェフ：66分］ストヤノフが警告された。 ［新潟：70分］ジェフ右サイドのＣＫ。リマの蹴ったキックは、鋭くファーサイドへ飛んだが、飛び込んだ選手に合わず。 ［ジェフ：73分］新潟右サイドからアリークロスが、ペナルティーエリア内に走り込んだ要田に合って、ダイレクトで左足シュートを放ったが、クロスバーの上へ外れた。 76〜90分 ［ジェフ：76分］ジェフ３人目の交代。山岸に代わって、楽山が投入された。 ジェフの連続攻撃に対して、新潟が粘り強く守という展開。 ［新潟：79分］中盤での細かいつなぎから、エジミウソンがペナルティーエリア外から左足シュート。このシュートは櫛野にキャッチされた。 ［ジェフ：82分］今度はジェフの細かいつなぎから、ペナルティーエリア外から羽生が左足シュートを放ったが、このシュートは枠外へ。 ［ジェフ：85分］新潟右サイドから工藤がセンタリング。このセンタリングをニアサイドで要田がヘディングシュートを放ったが、野澤の正面へ。 ［ジェフ：86分/Goal］新潟左サイドからアーリークロスをニアサイドに低いボールを入れた。このボールにジェフの選手が合わせて、ゴールを襲った。野澤が鋭く反応したが、こぼれ球を要田に頭で押し込まれた。　ジェフ　３−２　新潟 ジェフは、グラウンドコンディションを巧みに利用して、早く鋭いセンタリングをゴール前に放り込む作戦が、シュートチャンスを作り出している。しかし、決して内容的には負けていないだけに、まだ残り時間があるから、同点にして欲しい！ ［新潟：86分］新潟３人目の交代は、鈴木（慎）に代わって、山口を投入。 ロスタイム３分が提示された。 ［新潟：89分］同点にするべく、激しくゴール前に攻め込む新潟。エジミウソンが強引に突破して、シュート場面を作ろうとしたが、ジェフＤＦにブロックされたシュートを打てず！ ここで試合終了の笛が鳴った。 常に先制しながらも、追いつかれて、最後の１点を相手に奪われてしまった。しかし、内容的には決して悲観する内容ではない。気持ちの立て直しを図って、次のセレッソ戦では勝ち点３を挙げたい。 反町監督　コメント ハーフタイム ・　もっと前へ前へ行くこと ・　必ず出だしで勝つこと（足を止めるな） ・　攻撃はスペースを使うこと ・　守備はクロスの守備をしっかりと 試合終了後 ゲーム展開は、予想した通りの展開でした。またチャンス場面は、こちらの方が少ないだろうという事は、戦前の戦い方の予想にありました。 前半折り返してリードした状況は、先日の浦和戦と同様な状況となりましたので、選手たちには、どの様にすればチームの力が発揮されるのか、ハーフタイムの時に話をしました。 ９０分間を通して、足が止まる時、足が動く時、そういう時間帯が多かったですね。いい時はいい、悪い時は悪いとはっきりしていました。 この前の試合でも、得点した後に、すぐに失点したという場面がありました。ハードワークしている時に、ひとつ休んでしまうことが、失点に結びついています。 これからまだリーグ戦は、半分以上ありますから、シーズンを戦う上で見直さなければいけない部分もあると思っています。 今日の試合で、勝ち点３は取れませんでしたが、選手は頑張っていました。この連戦は、ハードスケジュールであり、次はすぐに大阪へ行かなければいけないという厳しい環境ですが、いい準備をして、次の試合こそはアウェイゲームで勝ち点３を挙げたいと思います。 2005Ｊリーグディビジョン１　第15節　vs.　ジェフユナイテッド千葉 【日時】7月9日（土）　18：30キックオフ 【試合会場】市原臨海競技場 【入場者数】 【天候】雨 【風】弱風　　【気温】23.2℃ 【芝】全面良芝／水含み 【主審】岡田　正義　 【副審】西村　典之／井上　知大　【第4の審判員】武田　進　 ジェフユナイテッド 千葉 ３ 0 前半 1 ２ アルビレックス 新潟 　 3 後半 1 　 23 SH 9 8 GK 12 4 CK 7 20 FK 12 3 オフサイド 5 0 PK 0 ジェフユナイテッド千葉 アルビレックス新潟 ＧＫ 17 櫛野　亮 ＧＫ 21 野澤　洋輔 ＤＦ 3 斎藤　大輔 ＤＦ 7 アンデルソン リマ ＤＦ 5 ストヤノフ ＤＦ 19 海本　慶治 ＭＦ 6 阿部　勇樹 ＤＦ 14 高橋　直樹 ＭＦ 2 坂本　將貴 ＤＦ 29 喜多　靖 ＭＦ 7 佐藤　勇人 ＭＦ 16 寺川　能人 ＭＦ 22 羽生　直剛 ＭＦ 6 桑原　裕義 ＭＦ 16 山岸　智 ＭＦ 20 岡山　哲也 ＭＦ 8 ポペスク ＦＷ 17 海本 幸治郎 ＦＷ 9 林　丈統 ＦＷ 10 エジミウソン ＦＷ 18 巻　誠一郎 ＦＷ 18 鈴木　慎吾 ＧＫ 1 立石　智紀 ＧＫ 1 木寺　浩一 ＤＦ 27 水本　裕貴 ＤＦ 3 萩村　滋則 ＭＦ 20 工藤　浩平 ＤＦ 5 梅山　修 ＭＦ 23 楽山　孝志 ＭＦ 8 山口　素弘 ＦＷ 25 要田　勇一 ＦＷ 11 上野　優作 監督 オシム 監督 反町　康治 ■■　得　点　■■ 53分 7 佐藤　勇人 39分 10 エジミウソン 61分 18 巻 誠一郎 59分 11 上野　優作 86分 25 要田　勇一 ■■　交　代　■■ 64分 ＯＵＴ 9 林　丈統 18分 ＯＵＴ 19 海本　慶治 64分 ＩＮ 25 要田　勇一 18分 ＩＮ 3 萩村　滋則 66分 ＯＵＴ 8 ポペスク 58分 ＯＵＴ 20 岡山　哲也 66分 ＩＮ 20 工藤　浩平 58分 ＩＮ 11 上野　優作 76分 ＯＵＴ 16 山岸　智 86分 ＯＵＴ 18 鈴木　慎吾 76分 ＩＮ 23 楽山　孝志 86分 ＩＮ 8 山口　素弘 ■■　警　告　■■ 66分 Ｃ 5 ストヤノフ 9分 Ｃ 6 桑原　裕義 33分 Ｃ 16 寺川　能人 ▲ページのトップへ

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