試合結果
2005 J LEAGUE DIVISION 1 第33節 vs 名古屋グランパスエイト


前半
0〜15分 アルビレックスのキックオフで前半開始!
【新潟:1分】新潟陣内での直接FKをリマ→エジミウソン→田中と右サイドでつなぎ、本間スルーパスを出したが、本間がオフサイドのポジションにいて、副審の旗が上がり、オフサイドをとられた。
【新潟:2分】名古屋左サイドをリマが突破して、ペナルティーエリア内へグラウンダーのセンタリング。ニアサイドでファビーニョが、ワンタッチコントロールからオーバーヘッドシュートを放ったが、シュートに勢いがなく、GK川島がキャッチ。
立ち上がり名古屋の左サイドを起点に、チャンスが生まれるが、最後のボールコントロールミスなどで、シュートを枠に飛ばすまでには結びつかず。
【新潟:8分】名古屋陣内の中央で、ファビーニョが浮き球をコントロールして、チャンスを作る。名古屋DFにカットされたボールも、詰めていたMF田中がペナルティーエリア内へ持ち込んだが、シュートは打てず。
【名古屋:11分】新潟右サイドからのアーリークロスが、ペナルティーエリア内にいたFW豊田につなかったが、新潟DFが落ち着いて対処して、シュートを打たせず。
【新潟:13分】名古屋左サイドで得た直接FKをリマがゴール前へ。混戦となり、寺川の前に転がってきたこぼれ球を左足でシュート。残念ながらこれも枠をとらえられず。
16〜30分 【新潟:16分】名古屋右サイドを攻撃参加して、ドリブル突破で名古屋DFをかわした菊地が、ペナルティーエリア付近で倒された。主審は、ペナルティーエリア外でのファールとして、直接FKと判定。ファールをした角田が警告された。
【新潟:17分】菊地へのファールで得た直接FKは、リマがファーポストめがけて直接狙ったが、シュートは今ひとつ曲がりきらず、名古屋のゴールキックに。
【新潟:20分】ハーフェイライン付近で、菊地がファール。このプレーに警告が出された。菊地は、通算4枚目の警告となり、次節の浦和戦は出場停止となる。
【名古屋:26分】名古屋陣内の低い位置から本田を起点に、新潟右サイドに流れた鴨川にパスが通る。ペナルティーエリア付近で藤井が対応して、センタリングはリマがカット。
【新潟:29分】名古屋右サイドでの素早いスローイングから、エジミウソンがペナルティーエリア付近まで持ち込む。名古屋DFと交錯したこぼれ球を田中が拾い、左サイドのリマへ。
名古屋DFがカットしてコーナーキックへ。
31〜45分 【名古屋:31分】ペナルティーエリア内でファビーニョがシュート。GK川島がこぼしたが、クリアボールが名古屋のFWにつながった。新潟左サイドから上げたセンタリングは、新潟の選手に当たったこともあり、ゴール前にフワフワと上がる。このボールがGK木寺の頭上を越えて、名古屋FWの足下へ。幸いにもこのシュートは枠外へ。
【新潟:33分】名古屋がカウンターから新潟右サイドに流れていた鴨川にパスを通す。鴨川に対応していた藤井が、ボールを難なくカットして突破を許さず。
【新潟:36分】セットプレーのクリアボールを、ハーフェイライン付近で本間が拾い、前を走る菊地につなぐ。菊地は、アーリークロスを上げたが、このボールが名古屋ゴールのファーポスト際に飛んで、GK川島が片手で弾き出した。
【名古屋:43分】中盤でのパス交換から、前線の鴨川、豊田にくさびのボールを出して、ボールを新潟陣内に運び込むが、ペナルティーエリア付近になると、新潟DFの寄せにパスミスしてチャンスを潰している。
【名古屋:44分】セットプレーからの流れで、新潟左サイドに開いていた本田が、ドリブルから右足でセンタリング。このセンタリングに対して、ゴール前に残っていたDF秋田が得意のヘディングシュートを放ったが、シュートは大きく枠を外す。
ロスタイムが2分経過して、主審の笛が鳴り、前半終了。
名古屋 0−0 新潟
アルビレックスは、サイドチェンジでたびたびチャンスを作っていたが、センタリングの質やゴール前での動き出しで、名古屋ゴールにシュートを決めることが出来ていない。
チャンスが多いだけに、先制すれば、流れは間違いなくアルビレックスのペースで試合を進められるはず。

後半
46〜60分 両チーム共にハーフタイムでの交代はなし。
名古屋のキックオフで後半開始!
【名古屋:45分】新潟陣内右サイドでのスローインを本田が新潟ゴール前へロングスロー。このボールを豊田がヘディングしたが、GK木寺が難なくキャッチ。
名古屋は、角田、藤田の両サイドハーフが、ツートップに近い位置どりをして、4トップのような形で攻撃を仕掛けてきた。リマ、寺川が引いてきて、スペースを潰す。
【新潟:48分】名古屋陣内でボールをキープしているエジミウソンへ、DF井川がたまらずファール。井川は警告された。
【新潟:49分】エジミウソンへのファールで得た直接FK。名古屋ゴールまで約30メートルの距離をリマの右足がうなった。名古屋の壁を越えて、ニアサイドに飛び込む!待望の先制点は、リマの伝家の宝刀である直接FKから。 名古屋 0−1 新潟
【名古屋:51分】チャンスの後にピンチあり。新潟陣内中央で得た直接FKを、中村が直接狙った。シュートは、枠外に外れたが、不用意なファールは禁物だ。
【名古屋:53分】新潟ペナルティーエリア正面で、藤井がファールして直接FKを与える。藤井は、このプレーで警告された。
【名古屋:54分】今度も中村が直接FKを狙う。シュートはクロスバーに当たって、ゴールキックに。思わずため息が出る新潟のゴール裏。
セットプレーをきっかけに、流れが名古屋に傾きつつある。ここは集中して、我慢する時間帯だ。
61〜75分 【新潟:61分】アルビレックス1人目の交代。MF田中に代わって、MF岡山が投入された。
【新潟:63分】交代して入った岡山が、決定的なチャンスに絡む。磐田戦と同様に寺川鋭い攻撃参加からのセンタリングに、ニアサイドで左足のアウトでシュート。このシュートが、ゴールポストを直撃!惜しくも追加点にはならず。
【名古屋:65分】新潟右サイドで、直接FKを奪う。主審に対して異議を唱えた鴨川に警告が出された。このFKは、ゴール前で新潟DFがしっかりとヘディングでクリアした。
【新潟:66分】今度は、名古屋右サイドに流れたエジミウソンが、名古屋DFをかわして、ペナルティーエリア外から強引な右足シュート。このシュートは、GK川島がキャッチ。
【名古屋:70分】名古屋1人目の交代。MF吉村に代わって、MF山口が投入された。
エジミウソン、ファビーニョが起点となり、名古屋陣内にボールを持ち込むが、決定的なシュートチャンスは作れず。
【名古屋:75分】名古屋2人目の交代。FWの豊田に代わって、DFの増川が投入された。
身長のある増川を前線に張らせて、パワープレーでチャンスを作るプランだ。
76〜90分 【新潟:76分】アルビレックス2人目の交代。MF菊地に代わって、MFの桑原の投入。
名古屋は、両サイドにボールを展開して、中央で待つ増川の頭を狙ってセンタリングを上げるが、海本(慶)がしっかりと対処して、こぼれ球にもMFがカバーして、シュートチャンスを防いでいる。
【名古屋:80分】中盤でのパスミスを名古屋に奪われ、増川からサイドに展開。新潟右サイドからのクロスは、増川を越えてファーサイドへ。このボールへ寺川がしっかりと戻って、スペースを潰していた。
【新潟:83分】名古屋左サイドに流れたエジミウソンへパスが通る。名古屋のコーナー付近でボールキープをして、相手を引きつけて岡山にパス。岡山のセンタリング対して、名古屋DFがかろうじてカット。
【名古屋:84分】中盤から前線にくさびのボールが通り、新潟DFが何とかカットしたが、詰めていた名古屋の選手にカットされ、最後は鴨川が右足でシュートしたが、ジャストミートせず、GK木寺が簡単にキャッチ。
【名古屋:86分】名古屋のサイドからの攻撃で、ペナルティーエリア内で振られてしまい、最後は増川が高さで頭に当てたが、シュートは枠外に。
ロスタイム3分が示された。さあ、ここでもうひと頑張りだ!
【新潟:89分】アルビレックス3人目の交代。前線でのチャンスメイクに奔走していたエジミウソンに代わって、FW上野が投入された。
【名古屋:89分】ロスタイムに入って、より単純にゴール前に放り込んできたが、DF陣とGK木寺がきっちりとした守りでシュートを打たせず。
名古屋ボールを奪うと、前線のファビーニョと岡山が、スペースにボールを持って行き、名古屋にボールを触らせず。
主審の笛が鳴って、試合終了! 名古屋 0−1 新潟
勝ち点3を土産に、新潟に戻って、最終節の浦和戦に備えたい。
最終節は、サポーターの皆さんと共に、最高の喜びに浸ってリーグ戦を終わりたいと思います!


反町監督 コメント
ハーフタイム ・ イライラせずにゲームに集中すること
・ くさびのボールにしっかりと応対すること
・ 最後はシュートで終わること
試合終了後  ゲーム前には、自分たちの位置をしっかりと確認するよと、下にいるチームは、神戸と東京Vと柏です。それはもう昨日の段階で、結果が分かったわけですから、それをふまえてどう戦うかということだと思います。
前節で、新潟は来季もJ1で出来るということが決まりましたが、それは名古屋も同じであって、そうなってくるとどうやってゲームを進めていくかということが、非常に難しいです。
 緊張感を持たせるために、今日はあえて若い選手を入れて、臨んだととらえて頂いて結構です。ただ無鉄砲に、若い選手を起用したわけではなく、十分計算出来ること、相手の状況、相手がどのようにくるかということを、ふまえた上で、十分対応出来る、または弱いところを突けると、考えた中で起用しました。
 1−0という辛勝で、日の丸を付けているGKだったら、0−0で終わっていたかも知れませんが、このような試合を勝ちゲームに出来たことは、個人的に非常に嬉しいです。
 マラソンのラストスパートで、自分の順位が何位か分からなくても、目の前の選手を抜きたくなるのが、人間の心情ですから、そう思いましたら、1人抜くのではなく、今日はラストスパートで、競技場に入ってから「3人は抜いたかな?」という感じです。よくやったと思います。


2005Jリーグディビジョン1 第33節 vs.名古屋グランパスエイト
【日時】11月27日(日) 15:04キックオフ
【試合会場】名古屋市瑞穂陸上競技場 【入場者数】10,088人
【天候】曇 【風】弱風 【気温】15.1℃ 【芝】全面良芝/乾燥
【主審】松尾 一 【副審】高橋 佳久/相葉 忠臣 【第4の審判員】野田 祐樹
名古屋
グランパスエイト
0 前半 0 アルビレックス
新潟
  0 後半 1  

11 SH 8
5 GK 15
1 CK 6
24 FK 23
2 オフサイド 0
0 PK 0

名古屋グランパスエイト アルビレックス新潟
GK 22 川島 永嗣 GK 1 木寺 浩一
DF 17 安 英学 DF 31 藤井 大輔
DF 2 秋田 豊 DF 19 海本 慶治
DF 3 井川 祐輔 DF 3 萩村 滋則
MF 20 角田 誠 DF 36 菊地 直哉
MF 14 吉村 圭司 MF 15 本間 勲
MF 7 中村 直志 MF 35 田中 亜土夢
MF 15 鴨川 奨 MF 16 寺川 能人
MF 24 本田 圭佑 FW 7 アンデルソン リマ
MF 10 藤田 俊哉 FW 10 エジミウソン
FW 23 豊田 陽平 FW 9 ファビーニョ

GK 1 楢崎 正剛 GK 21 野澤 洋輔
DF 16 増川 隆洋 MF 6 桑原 裕義
MF 13 山口 慶 MF 13 宮沢 克行
MF 35 井上 渉 MF 20 岡山 哲也
FW 37 津田 知宏 FW 11 上野 優作

監督 中田 仁司 監督 反町 康治
 得 点 
49分 7 アンデルソン リマ
■ 交 代 ■
OUT 70分 14 吉村 圭司 OUT 61分 35 田中 亜土夢
IN 70分 13 山口 慶 IN 61分 20 岡山 哲也
OUT 75分 20 角田 誠 OUT 76分 36 菊地 直哉
IN 75分 16 増川 隆洋 IN 76分 6 桑原 裕義
OUT 89分 10 エジミウソン
IN 89分 11 上野 優作
■ 警 告 ■
16分 20 角田 誠 20分 36 菊地 直哉
17分 2 秋田 豊 51分 35 田中 亜土夢
48分 3 井川 祐輔 53分 31 藤井 大輔
65分 15 鴨川 奨
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