本日、2月24日（日）はキャンプ最終日となりました。その締めくくりとして、アウトソーシングスタジアム日本平で、清水エスパルスとトレーニングゲーム、プレシーズンマッチを行いました。どちらの試合も収穫、課題の見つかった有意義なゲームとなりました。
まず、10時半から行われたトレーニングゲーム。プレシーズンマッチに先発出場する、11人の選手以外が全てこちらのゲームに合わせ会場入りしました。トレーニングゲームのメンバーから午後の試合に出場する選手もおり、アピールの場となる貴重な一戦です。


新潟は前半の立ち上がり、5分に失点してしまい、その後もなかなかリズムを作ることができませんでした。ボールを前線まで運ぶことができず、相手陣地に侵入する前にボールをカットされてしまいます。ただ、その嫌なムードを払しょくしたのは鈴木武蔵選手でした。後半の31分、裏に抜け出しパスを受けると、角度の狭いエリアでしたが、思い切って右足を振り抜きました。シュートはキーパーの頭上を越えると急激に降下。ゴールネットに勢いよく突き刺さりました。そのパワーを見せつけます。


これで同点となりましたが、後半41分に逆転弾を決められ、最終的なスコアは1-2となりました。ただ、途中から試合に出場した奥山武宰士選手らがリズムを作り出す場面も見られ、アピールできた選手もいました。こちら試合に出場した選手は個人としての課題をしっかりと見つめ直し、これからにつなげてなくてはなりません。


その後、13時半から行われたプレシーズンマッチ。こちらはモバアルの試合速報などでお伝えした通り、4-1と大量得点での勝利となりました。1点目は左コーナーキックから相手のオウンゴール。2点目は同じく左コーナーキックから大井選手が頭で合わせます。両得点ともキッカーを務めたのは田中亜土夢選手。精度の高いボールを供給し、チャンスを作り出しました。


3点目はブルーノ ロペス選手がエリア内で相手をかわしシュート。ゴール前で非常に落ち着いたプレーを見せ、今シーズンの活躍を期待させるｔ容となりました。続いて練習試合にも出場した岡本選手が4点目を決めます。こちらも田中亜土夢選手からのアシスト。エリア内でも慌てることなく、チームとして取り組んできたことが浸透しているようです。


この日は田中達也選手が先発出場。ブルーノ ロペス選手とツートップを組みました。ポストプレー、裏に抜ける動き出し、どちらもバランスよくこなすことでチームの攻撃を活性化させます。また、前線から非常に効果的なプレスをかけることができ、安定した守備にもつながりました。


この日、田中達也選手と共にスタメン出場したキム クナン選手、レオ シルバ選手、成岡翔選手といった新加入メンバーもチームにすっかり溶け込んだ様子。根煥選手の力強いプレーは守備に安定をもたらし、レオ シルバ選手、成岡選手の高いテクニックはチームに落ち着き、そしてアイディアを生み出します。素晴らしい活躍を見せてくれました。


プレシーズンマッチでは攻撃の形も多く作ることができ、結果とともに内容も充実したものになりました。今日のゲームを来週のリーグ戦につなげ、開幕ダッシュを狙います。今日もたくさんの声援を背に戦うことができました。サポーターの皆さん、リーグ戦でも熱いご声援をよろしくお願いします！


また、昨日に引き続き、今日も除雪作業を多くの方に手伝っていただきました。しかし、昨夜からの積雪で開始前約5ｃm程度の積雪が見られました。


参加人数はボランティアさんの120名、社員・スタッフ計10名、合計130名で実施させていただきます。時折強風、吹雪になる悪天候となってしまいましたが、9:00～11:30まで実施しました。


ピッチ全面、緑の芝生が見える状況になりましたが、終了後も吹雪いていたため真っ白に。


約60名の方が作業後にオレンジカフェでのプレシーズンマッチ清水を観戦しました。チームの仕上がりの良さに観ている方も「開幕戦が待ち遠しい」と笑顔で話していました。