【フォト日記】秋田キャンプ最終日

2013/6/16
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秋田キャンプ最終日となった今日・6月16日(日)は、10時半から岩手県の富士大学とトレーニングゲームを行いました。強い日差しではあるものの、涼やかな風が吹いていた仁賀保グリーンフィールド。秋田キャンプの仕上げとなる、大事なトレーニングゲームとなりました。

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今日は日曜日ということもあり、ご見学に来られた方も非常に多くなっていました。中には新潟から駆けつけてきたという方も。スタンドにはオレンジ色も多く見られました。

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前後半でメンバーを入れ替えて臨んだこのトレーニングゲーム。ここまでの公式戦のメンバーとはまた違った組み合わせになっていました。ただ、ここまで全員でトレーニングをしてきたこともあり、コンビネーションには心配はありません。

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先発でゴールマウスを守ったのは東口選手。試合勘を戻すため、10分間のみの出場となりました。5分に失点を許すものの、完全復帰のための課題もしっかりと見据えます。「コーチングが遅く、シュートに対する準備が遅くなってしまった」と反省点を話していました。思うようにいかない場面はこれからも数多くあるかもしれません。そうした部分を一つ一つ消化していき、以前のパフォーマンス以上のものを目指していきます。

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最終的なスコアは6-2となりました。その半分の得点をあげたのはブルーノ ロペス選手。前半2分、ペナルティエリア内で受けたボールをダイレクトで丁寧にゴールに収めます。前半34分は川口選手からのマイナスのクロスを合わせ2点目。3点目は裏へ抜けだし、絶妙なタイミングで川又選手からスルーパスを受けると、冷静にGKをかわしてハットトリックを達成。4月末からはケガの影響でなかなか思うようなプレーができませんでしたが、復調の兆しを見せました。

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また、前半、キャプテンマークを巻いてプレーしていた本間選手。攻守に高い運動量を見せました。今キャンプから積極的に攻撃参加する姿も見られ、ゴールに直結するようなスルーパスを試みるシーンも多くなっています。昨季と比べると出場時間は減少しているもの、プレーでチームを引っ張る姿は変わりません。しっかりとケガなくこのキャンプを終えられたことは、後半戦に向けて本間選手にとっても大きな自信になったことでしょう。

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キャンプ全体を通して攻撃的なプレーを見せていた小谷野選手。この試合でもスルーパスやドリブル突破など、相手にとって危険なプレーを数多く見せていました。6点目はこぼれ球を詰めたものでしたが、チャンスとなる場面に多く絡み、持ち味を発揮しようとする姿勢が目立ちます。このキャンプで肉体的にも精神的にもどれほど追い込むことができたか。シーズン再開までの期間は、激しいポジション争いが待っていることでしょう。

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これでキャンプの全日程を終了し、柳下監督は「全体的には非常にいいキャンプになった。練習場の雰囲気もすごくよかったし、やるべきことはやれた。毎日、暑い中でも声援を送ってくださった方も多くいて、心強く感じました」とキャンプを振り返りました。笑顔で話すその様子からも、有意義なキャンプとなったことが伝わってきました。

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長かった秋田キャンプもようやく終わりを迎えました。厳しいトレーニングを積み重ね、選手個人としても、チームとして強化ができたことでしょう。二日間のオフでしっかりと体を休め、また来週から新潟でトレーニングを積み重ねます。温かく迎えてくださったにかほ市の皆さん、本当にありがとうございました。


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