本日・10月31日（木）、トップチームは9時半からのトレーニングとなりました。午後に予定されていたトレーニングは行わないこととなり、午前中にしっかりと、密度の濃いメニューに取り組みました


今日は特徴のあるトレーニングが行われました。ゲーム形式のトレーニングとなっていたのですが、両チームともビブスを着用していません。見ている方からすると、誰がどちらのチームなのか判別できず、見極めが難しくなっていました。


トレーニングの意図はよく見る、ということ。味方の位置だけでなく、「どういった要求をしているのか。そこまで分かるようになってほしい」と柳下監督はトレーニングについて話していました。アイコンタクトというものでしょう。監督の要求は確実に高くなっていて、チームをさらに高いレベルに引き上げようとしているようです。


しかし、難易度はかなり高め。ある選手は「迷うことが多かった」と感想を話しており、今まで見たことのない光景に戸惑った様子でした。クロスに飛び込もうとしている選手は全部同じ色。これでは味方に合わせるのは難しいでしょう。しかし、こうした壁を乗り越えることができれば、選手としてもチームとしても成長していけるはずです。


そして、次節がホーム最終節となっているアルビレックス新潟レディース。こちらはいつものように18時からトレーニングが開始となりました。気温は低くなっていますが、トレーニングが始まればピッチ上はすぐに熱気に包まれます。


前節はスペランツァFC大阪高槻とのアウェイゲームで、9-0での勝利。大量得点に完封と、この上ない結果となったのではないでしょうか。7人もの選手が得点を決めたゴールラッシュ。攻撃陣の仕上がりのよさを感じさせます。


攻撃に関しては人数をかけて相手ゴールに迫ることができました。「リスクを負ってでも、前に出ることができていた。これは今までだとあまりなかったこと」と山崎選手。前線でのコンビネーションも増え、攻撃にも多彩なパターンが生まれました。ティファニー選手の特徴もうまく活かすことができたようです。


重要なのはこの内容を次戦以降につなげていくことです。週末のゲームを含めて、なでしこリーグはあと2試合。ここで勝ち点を積み重ねることができなければ、チームの確たる成長を感じることのできないまま、リーグが終わってしまいます。本日、日程が発表された皇后杯に向けても、勝利が必要な一戦です。



ホーム最終節は11月3日（日）となります。勝利でサポーターの皆さんと喜びを分かち合えるよう、チーム一丸となって戦います。当日もぜひ、熱いご声援をよろしくお願いします。

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