【フォト日記】エコスタトレーニング & アルビレックス新潟激励会

2017/1/14
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非常に風雪の強い一日となった今日。トップチームは10時からハードオフエコスタジアムの室内練習場を会場に90分ほどのトレーニングを行いました。

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先日に監督は「トレーニング当初はフィジカルに重心を置き、1年を通じた体力づくりを進めていきたい」と話していたように、今日はヴァンデルレイフィジカルコーチの用意したメニューをしっかりと消化しました。体のあらゆる部分に負荷をかけるようなトレーニングで、特に30秒の短いメニューを15種類、次々に進めていくサーキットトレーニングでは、どの選手も内容の激しさに険しい表情を見せます。

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しかしながら、トレーニング開始前にヴァンデルレイコーチが「ひとつひとつを集中してやれば、ケガをしにくい体になっていく。私を信じてやってほしい」の言葉に応答するように、選手たちは歯を食いしばり進めていきました。時折、大野選手や増田選手から「やろうぜ、やろうぜ!」と声がかかります。辛い練習だからこそ、チーム一丸となってやろう、声を掛け合おうという意思だったと思います。チーム全体に目を配る姿に頼もしさを覚えました。屋内といっても、とても寒くありました。それでも練習が終わる頃には、皆の額から汗が流れており、上々の成果を得た様子でした。

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そして、練習後には毎年恒例の必勝祈願とアルビレックス新潟後援会主催の激励会に全選手が参加。神明宮での祈願には中野代表取締役社長も同席し、今シーズンの飛躍を誓いました。激励会では開演前から多くのサポーターで会場の新潟県民会館は賑わいを見せていました。新ユニフォームの先行予約には長蛇の列が続き、サポーターも新シーズンに向けた準備を滞りなく進めているようで、非常にありがたいことです。

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最初は、昨シーズンで現役引退を発表し、アカデミーコーチに就任した黒河コーチより御礼のご挨拶。「プレーした10年間、応援いただきありがとうございました」と述べると会場から大きな拍手をいただきました。サプライズとして黒河コーチのご家族から花束の贈呈が行われると会場にかけつけたサポーターはチャントで声援を送ります。たくさんの声援に感涙を見せる黒河コーチは、これからも新潟のために力を尽くそうと感じてくれたはずです。本当にお疲れさまでした。

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また、今シーズン、選手が着用するユニフォームデザインの発表も行いました。モデルとして壇上に登場した選手は、いずれも新加入。着心地のいいユニフォームはピッチで闘う選手にとってひとつの武器となります。

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早くその勇姿を見せてほしいところですが、まずはキャンプで開幕スタメンの座を掴むために激しいポジション争いに勝ち抜かなくてはなりません。新潟のユニフォームを着て戦うことをひとつのモチベーションとして取り組んでもらいたいと思います。

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そして、恒例の選手トークショー。4グループに分けて選手がステージに登壇し、MCの平畠さんと軽快な掛け合いが行われ、プライベートな話しでは場内に笑みがあふれます。また、今季の目標を伺われた選手は、「ゴールに迫るプレー、ゴール前でのアイデアを発揮したい」(端山選手)、「諦めないで追う姿勢やヘディングなどの対人の強さを表現したい」(西村選手)と力強く語りました。

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新たにブラジルから新潟の戦力として加わったジャン選手は「ここにいる選手、今日来てくれたサポーター、みんなの力を合わせて新たな新潟の歴史を作りたいと思っている。1年で達成できないかもしれないから、10年くらいここでプレーしたい」と話し、割れんばかりの拍手を浴びていました。

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会の最後には三浦監督から「熱い気持ちと期待を感じた。今までと同様な熱い声援とサポートをお願いしたい。みなさんも我々と同じ仲間。アルビレックス新潟の一員として今シーズンも共に戦ってください」とメッセージを送りました。熱のこもったスピーチに場内は今日一番の盛り上がりとなりました。

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チームにとって慌しい一日を過ごしたかもしれませんが、激励会の終了後の選手たちは多くのパワーを預かり、より一層たくましい表情になりました。明日はオフを設け、束の間の休息となりますが、明後日からはいよいよ台湾へ出発します。新潟の想いや願いを胸に、強さを追い求める日々に向かっていきます。


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