サッカースクール・梅山 修コーチ 退任のお知らせ

2017/10/16
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。このたび、アルビレックス新潟サッカースクールの梅山修コーチ(40)が2017年12月末をもって退団することが決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、梅山修コーチは北海道・十勝FCの監督に就任することが決定しています。

梅山 修 UMEYAMA Osamu
■生年月日
1973年8月16日(44歳)

■出身地
埼玉県

■選手歴
藤枝ブルックス/福岡ブルックス/アビスパ福岡→東京ガス/FC東京→ヴェルディ川崎→湘南ベルマーレ→アルビレックス新潟

■指導歴
アルビレックス新潟サッカースクール コーチ

■資格
日本サッカー協会公認A級ジェネラル指導者ライセンス

■コメント
このたび、北海道から2番目Jリーグ入りを目指す十勝FCの監督に就任が決まりました。

2004年に選手としてクラブの仲間に加えて頂き、現役引退後はスクールコーチとして活動するなど、14年間の長きに渡ってお世話になりました。

新潟に来たばかりの頃でした。試合翌日に自宅のカーテンを開けると目の前にあるマンションのベランダ一面にオレンジ色のシャツが干されている景色を見つけて、「これが文化というものか」と感動した事をいまも鮮明に覚えています。

新潟の選手として、いつ何時も命がけでピッチを走り続けました。それは自分自身が何者で、何のためにプレーするのか。また、自分を俯瞰したりやプロ選手として目的を明確にすることが出来た、貴重な時間になりました。

選手として葛藤していた時、傍にはいつもサポーターの皆さんがいました。皆さんの声援がなければ、30歳を過ぎてまでプロ選手として活動することはおそらく、いや間違いなく、出来なかったでしょう。声援に支えられ、勇気を頂いた経験は、ユニフォームを脱いだ後、それまでプレーすることでしか恩返しが出来ない、と思っていた自分を変えてくれました。それが「この街、ひと、クラブのために貢献する」という挑戦、すなわち新潟市の政への参加です。

またスクールコーチとして、子どもたちにいつも同じことを言い続けてきました。「トライしよう!」と。そして「結果は分からない。ただ分からないことへのチャレンジこそ本当の勇気である」と。今度はわたし自身が、子どもたちに教えてもらった「勇気」を発揮する番です。

サッカーは世界と繋がる素晴らしいスポーツ。サポーターの皆さんと心はいつまでも繋がっていると信じてトライします。

心のつながりを手繰り寄せて、いつかまた共に戦う日まで!


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