【フォト日記】早川選手が新大病院を訪問 & NEXT21でパブリックビューイングを開催!
2018/11/13

今シーズンの戦いも残りあと1つとなりました。トップチームは昨日のオフを挟み、今日9時半からトレーニングを実施。屋内の筋トレからグラウンドでのボールワークに至るまで、それぞれのコンディションを鑑みながら、しっかりと目的意識を持って汗を流しました。

徳島戦に先発したメンバーはパストレーニングまでの参加となり、回復を優先していました。もう一方のグループでは、ハーフコートでの7vs7を実施。前節スタメンが4人入れ替わったように、最後までレギュラーが確約されている選手はいません。チームの雰囲気について、指揮官は「みんながプロとしていい競争をしている」と話します。

FW河田選手も豪快なミドルシュートでネットを揺らすなど、先発奪還に向けて猛アピール。途中からピッチに送り込まれ、スコアレスに留まった悔しさも、大きな発奮材料となっているはずです。ホームで迎える最終節。ビッグスワンを沸かせるために、全力を尽くします。

昨日契約凍結解除が発表された早川史哉選手。練習後の報道対応の場では「たくさんの皆様から温かいご支援をいただいた。本当に復帰に向けての大きな力になった」と、心からの感謝の気持ちを語っていました。苦しい道のりを乗り越え、再び「スタートライン」に立った早川選手。「プロサッカー選手として、アルビレックス新潟の一員として、チームに勝利に貢献する」ことを、はっきりと目標に据えていました。一歩ずつ、ひたむきに、前に突き進んでいきます。

そして、11月9日(金)には、早川選手が新潟大学医歯学総合病院小児病棟を訪問しました。自身も昨年まで新大病院で入院生活を送っていたこともあり、少しでも恩返しがしたいという想いから今回の訪問が実現。一緒にボール遊びをしたり、病室を訪問して時間の許す限り、子どもたちとお話しました。

ボールで遊んだ後は、病室に一つひとつうかがって、サインや写真撮影をして子どもたちと楽しい時間を過ごしました。選手契約凍結解除のコメントにもあった自身が大切にしている言葉、「全力前進」を添えて、一人ひとり丁寧にサインしました。


子どもたちからは想い想いのお手紙や折紙の作品をプレゼントされ、「みんなからパワーをもらった」と早川選手。自身の闘病を振り返りながら、「つらく長い治療が続くと思うけど、少しずつでもいいので前を向いて病気と闘って欲しい」とメッセージを送り、「お互いがパワーをもらったりあげたりしながら、一緒に進んでいきたい」と話していました。
11日(日)には、「DAZN presents徳島ヴォルティス戦パブリックビューイング」が開催されました。先ごろお知らせしたアルビレックス新潟のビッグジャージ、監督・選手の等身大バナー、折鶴タペストリーなどの掲揚と同様、まちなか活性化実行委員会(新潟市中央区)とクラブの連携による初めての試みです。
11時に開始した整理券配布ですが、30分ほどで早々に予定枚数が終了。早い方は9時前からお越しいただいておりました。受付や会場内のご誘導といった当日運営をはじめ、庁舎内で窓口業務に当たられていた中央区役所の職員の皆様は、「愛してる新潟ユニフォーム」をご着用。会場をオレンジに染め上げられていました。
ビッグジャージや等身大バナーを撮影したり、NEXT21内のパン屋さんでランチをされたり。開場までの時間を楽しまれる姿が多く見られました。
並行して、13時の開場に向けて会場の設営が進んでいきます。この日のために入念に準備し、大勢の職員の皆様にご協力をいただいたおかげで、舞台は整いました。
オープニングは、ホームゲームのMCも担当されている新潟のお笑い芸人NAMARAの中村博和さんと、黒河貴矢サッカースクールコーチによるトークショー。「自信を持ってプレーしている」と川口尚紀選手を見ている黒河コーチ。一緒にプレーしていた時のお話も披露し、会場を盛り上げていました。
NAMARAの中村さんは、ホームゲームでの選手紹介と同じようにスターティングメンバーを紹介。大勢の前でメンバー紹介をするのは初めてで、緊張すると仰っていた中村さん。お越しいただいた皆様からは、ホームゲームの時と同じようにコールと手拍子をいただき、キックオフ前に会場内が一体感で包み込まれました。