ニュージーランド出身、新潟の守備を支える頼もしき「龍」舞行龍 ジェームズ選手は、今季で17年目のシーズンを迎えました。同期にプロデビューした選手たちで現役引退する選手もいるなか、舞行龍選手は年を重ねるごとにパフォーマンスの質を高めてきました。屈強な肉体をいかした守備と、精度の高いパスで攻撃の起点となるプレーは必見です。

新潟が世界に誇る「パスマスター」が秋山裕紀選手です。ボランチと呼ばれるポジションを務める秋山選手は、グラウンドのいたるところに顔を出してパスをつないでいきます。長短のパスを自在に操り、ほぼミスがないそのプレーは、世界でも注目されています。両チームのプレーをまるで空から見ているようなゲームコントロールに注目してください。

しなやかに鋭くピッチを走る姿が、野生の動物を連想させるスピードスター若月大和選手は、昨年はＪ２の山口でプレー。34試合に出場し7得点を挙げる活躍を見せ、今季は新潟の選手としてＪ１の舞台に挑みます。快足をいかしたプレーはもちろんのこと、ある程度の距離があっても思い切ってゴールを狙えるのが、若月選手の魅力。爽快感あるゴールでビッグスワンを沸かせてくれるでしょう。

加入2シーズン目を迎える長谷川元希選手に、新潟を引っ張るエースとしての存在感を求めるサポーターも多いのではないでしょうか。豊富なイマジネーションに加え、それを実現できる技術を備えた理想的な攻撃的ミッドフィルダーは、最前線から鋭い出足で相手ボールを奪いにいく献身性や戦術眼も併せ持っています。意外性あふれるプレーで、ビッグスワンに勝利とゴールの歓喜をもたらしてくれるはずです。