FC町田ゼルビア
2022年のJ2リーグ戦は、このFC町田ゼルビアとのホームゲームで最後の試合となる。5月の今季初対戦では、激戦の末に悔しい敗戦を喫した相手だ。アウェーチームは、前線にタイプの違う強力なストライカーが居並ぶだけでなく、両サイドの選手も高い決定力を誇る。なかでも、太田修介は既に得点の数を2桁に伸ばすなど好調を維持。最も警戒を要する選手の一人となるだろう。一方でアルビレックス新潟のやるべきことに変わりはない。高い位置から守備を開始して、より攻撃的に相手ゴールを目指す―。今季貫いてきたプレーモデルを、この最後の試合でもピッチで表現してくれるはずだ。松橋力蔵監督が率いるチームは「目の前の敵が最強の敵」という言葉を掲げ、全力の戦いを41回積み上げてきた。選手たちは、このシーズンラストマッチでも、ただ勝利だけを目指して試合に臨む。スタンドからの熱い応援で戦う選手たちの後押しをしてほしい。