6年ぶり、通算では15度目の国内最高峰リーグでの戦いもこのセレッソ大阪戦で幕を閉じる。来シーズンはさらに高く飛翔するためにも、積み上げてきた攻撃的なサッカーを繰り広げ、笑顔で最終戦のセレモニーを迎えよう。セレッソ大阪は開幕戦で対戦し2-2で引き分けた相手だ。谷口海斗のゴールで先制し、一時は逆転されたものの終盤に追いついた。ボールを保持して攻め続ける新潟のサッカーに手ごたえを得た一方で、J1のスピード、個々の強さ、質の高さを痛感させられた。しかし選手たちはシーズンを通じ、自分たちを信じ、課題を克服し、強く逞しく成長を続けてきた。それを証明するには、もってこいの相手といえるだろう。テンポのいいパス回しで相手を崩す。ボールを失えば素早く切り替えて奪い返してゴールに迫る。激しいプレスに動じることなく、連動した守備で得点を許さない。そのためにもスタジアムを熱い声援と拍手、手拍子で包み込み選手たちを後押ししてほしい。