【スペシャルコンテンツ】えのきどいちろうさんの連載コラムがスタート!

2009/3/8
いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。当クラブでは、今シーズン、コラムニストで週刊サッカーマガジンに連載された「サッカー茶柱観測所」などでおなじみの えのきどいちろうさんによる、スペシャルコラム・『アルビレックス散歩道』を、公式サイトなどで展開いたします。

えのきどいちろうさんは1959年生まれ。語りかけられるように書き出されるその文体で莫大な数の原稿を執筆されており、2002年日韓ワールドカップの開催前から開催期までスカイパーフェクTV!で連日放送された「ワールドカップジャーナル」のキャスターを務め、台本なしの生放送でサッカーを語り続け、その姿を日本中のサッカーファンが見守っています。

アルビレックス新潟との関わりは、古くはサポータースソングCD(2004年版)に掲載されたコラム「沼垂白山」や、msnでの当時の反町監督インタビューコラムなどで、まさにサポーターと一緒の立ち位置で、見て、感じて、書いた文章はサポーターの皆様にとっても記憶に新しい所ではないでしょうか。

スペシャルコラム『アルビレックス散歩道』は、毎週木曜日に更新予定。なお、公式携帯サイトのリニューアル後は、この公式サイトより早く、えのきどさんのスペシャルコラムをご紹介する予定です。

アルビレックス新潟の闘いとともに、えのきどさんが紡ぎだす、瞬間を切り取った言葉の数々にも、ぜひご注目ください! では、えのきどさんからの予告編をどうぞ!!


今回は予告編

 来週から連載コラムをスタートすることになりました。『アルビレックス散歩道』というタイトルです。僕は09シーズンのアルビレックス新潟を書こうと思います。
 
 以前、執筆していた『サッカーマガジン』のコラムが06シーズンまでだから、Jリーグを書くのは実に3シーズンぶりですね。もんのすごく楽しみです。07、08シーズンは基本的に一般のファンとしてサッカーを楽しんできた。例えば去年は主としてJ2、JFLを見ました。あ、申し遅れましたが、僕は別にスポーツライターというわけじゃないんですよ。たぶん来週からの連載も、あんまり戦術論だとか熱血応援コラムという風にはならない。そういうのは僕の任じゃないと思っています。

 まぁ、肩の力を抜いてとり組みたいですね。読みものとして楽しんでもらえると嬉しいなぁと思っています。ひとつ心配なのは、スタジアムへどのくらい行けるかなんですけど、これは行けるときは行くし、行けないときは行けないというスタンスで無理しないことにします。とにかく最低、「ひかりTVの中継」と『天地人』は見逃さない。そういう生き方をしようと思います。あと新潟県のことを自分なりに研究したい。坂口安吾やジャイアント馬場について考えてみたいし、へぎそばについて思いをめぐらしたい。
 
 と、ここまで読んだ方は「あぁ、えのきどって奴はひかりTVに加入してるんだ」と思ったに違いないんだけど、これが未加入なんですね。僕んちは台東ケーブルテレビっていうのに加入していて、これまではJスポーツの録画中継でどうにかやりくりしてきた。それでどうにかなるのかなぁとノホホンとしてたら、3月の番組表見て仰天ですよ。開幕節「FC東京×新潟」の初回放送が11日(水)なのはまだしも、第2節「新潟×鹿島」は19日(木)深夜というか、正確には日付かわって20日(金)だ。

 さすがにそんなノンビリしたリズムでWeb連載やってたらグーで殴られますよ。ま、味スタの開幕戦は京王線に乗って見に行くとして、第2節でいきなり新連載がピンチを迎える。さっそく格安ツアーとか長距離バスとか、めっちゃ調べました。

 で、「ひかりTV」という、それまで全くノーマークだった方法が浮上してきたんですね。これは加入すると例えばJ1全試合を動画配信してくれるというシステムです。録画予約もいらない。アンテナもいらない。僕は現在、この「ひかりTV」に3月14日までに加入する気満々ですよ。そういう男が東京下町でひとり、「ひかりTV」のパンフレットをひろげてモチベーションを高めていると思って下さい。

 僕にJリーグを書く機会を与えてくれたアルビレックス新潟(と、たぶんひかりTV)に感謝します。よかったらおつき合い下さい。それじゃ皆さん、よいシーズンを!




えのきどいちろう
1959/8/13生 秋田県出身。中央大学経済学部卒。コラムニスト。
大学時代に仲間と創刊した『中大パンチ』をきっかけに商業誌デビュー。以来、語りかけられるように書き出されるその文体で莫大な数の原稿を執筆し続ける。2002年日韓ワールドカップの開催前から開催期までスカイパーフェクTV!で連日放送された「ワールドカップジャーナル」のキャスターを務め、台本なしの生放送でサッカーを語り続け、その姿を日本中のサッカーファンが見守った。
アルビレックス新潟サポータースソングCD(2004年版)に掲載されたコラム「沼垂白山」や、msnでの当時の反町監督インタビューコラムなど、まさにサポーターと一緒の立ち位置で、見て、感じて、書いた文章はサポーターに多くの共感を得た。
著書に「サッカー茶柱観測所」(週刊サッカーマガジン連載)。
HC日光アイスバックスチームディレクターでもある。


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