【フォト日記】勝ち点3を持ち帰るために
2009/3/18
オフ明けの本日、第3節の大分戦に向けたトレーニングは快晴のクラブハウスのBピッチで、9時半からスタートしました。20度近く気温が上がるという予報もうなずける暖かさの中、ウォーミングアップに続いてボールを使っての筋力アップ、アジリティー向上のトレーニングを行った選手たちは、グラウンドを広く使ってのサーキットトレーニングで汗を流しました。
サーキットに続いてパス回し、シュート練習で選手たちがボールを追っているBピッチの手前のAピッチが、今週初めから全面ビニールシートに覆われています。芝を管理するアルビレッジの神田さんによれば、「ちょうどビニールハウスの要領で地温を上げて、まいたばかりの冬芝の葉っぱと根っ子の育ちを良くしているところ」なのだそうです。このあと1週間で発芽し、3週間で使える状態になるとのこと。4月初めからはAピッチを使用し、今度はBピッチで同様の作業が行われます。選手たちが1年中、青々としたピッチで気持ち良くボールを追いかけ、練習に打ち込めるのも、こうした日々の細やかなメンテナンスがあればこそです。
午後3時半からも、若手を中心とした一部選手がトレーニングを行いました。パス回しに続いてFW陣は黒崎ヘッドコーチの指導の下でシュート練習、DF陣は海本コーチの指導の下でヘディングでのクリア、フィードを練習。各選手とも基本技術にしっかりと磨きを掛けていました。
さて、大分戦に向けての本格的な準備が始まりました。対戦相手にかかわらずアウェーゲームは厳しい戦いになりますが、中でも大分は独特の難しさを持つ手強い相手。連勝中であるからこそ、選手たちも気持を引き締めています。選手たちの誰もが声をそろえるのが、大分の守備力です。鹿島戦でも中盤の底でチームのバランスを巧みに取った本間選手も、「あのディフェンスが崩せるかということと、先に失点しないこと」を、勝負のポイントだととらえています。
「大分の守備力はJ1でもトップクラス。先に失点すると苦しくなってしまいます。中盤では金崎がドリブルでアクセントになるし、相手のボランチ2人にマルシオ、ワンちゃん(松下選手)がつぶされると、流れは相手に行ってしまうと思います。(鈴木)慎吾さんも気合が入ってるでしょうし。それが大分の特徴なんですけど、だからこそそこで勝つ、あるいは相手の3バックのマークをかわして貴章やペドロが抜け出せば、うちのペースになるはず。まずは1対1で負けないように頑張りたいです」(本間選手)
鈴木監督はアウェーでしっかり主導権をにぎって戦うために、「まずはコンディション」と、移動までの準備を重要視しています。
「アウェーということもあり、いかによい状態をつくっていけるか、ということです。特に大分はスタジアムのピッチであったり、スタンドの雰囲気であったり、独特のものがある。その中で相手ペースにさせないためにも、チーム全体で戦う姿勢、意識が大事になってくると思います」(鈴木監督)
今週末、大分と対戦する九石ドームは、05年J1リーグ第18節、ファビーニョ選手の2得点と上野優作選手の1得点で3−1で勝って以来、白星のない鬼門。ですが現在のチームはご存じのとおり、J1昇格6年目にしてリーグ開幕戦初勝利、鹿島に04年以来の勝利と、ジンクスを打ち破っている勢いがあります。アウェーから勝ち点3を持ち帰る力をしっかり養おうと、鈴木監督、選手たちとも大いに気合が入っています。
サーキットに続いてパス回し、シュート練習で選手たちがボールを追っているBピッチの手前のAピッチが、今週初めから全面ビニールシートに覆われています。芝を管理するアルビレッジの神田さんによれば、「ちょうどビニールハウスの要領で地温を上げて、まいたばかりの冬芝の葉っぱと根っ子の育ちを良くしているところ」なのだそうです。このあと1週間で発芽し、3週間で使える状態になるとのこと。4月初めからはAピッチを使用し、今度はBピッチで同様の作業が行われます。選手たちが1年中、青々としたピッチで気持ち良くボールを追いかけ、練習に打ち込めるのも、こうした日々の細やかなメンテナンスがあればこそです。
午後3時半からも、若手を中心とした一部選手がトレーニングを行いました。パス回しに続いてFW陣は黒崎ヘッドコーチの指導の下でシュート練習、DF陣は海本コーチの指導の下でヘディングでのクリア、フィードを練習。各選手とも基本技術にしっかりと磨きを掛けていました。
さて、大分戦に向けての本格的な準備が始まりました。対戦相手にかかわらずアウェーゲームは厳しい戦いになりますが、中でも大分は独特の難しさを持つ手強い相手。連勝中であるからこそ、選手たちも気持を引き締めています。選手たちの誰もが声をそろえるのが、大分の守備力です。鹿島戦でも中盤の底でチームのバランスを巧みに取った本間選手も、「あのディフェンスが崩せるかということと、先に失点しないこと」を、勝負のポイントだととらえています。
「大分の守備力はJ1でもトップクラス。先に失点すると苦しくなってしまいます。中盤では金崎がドリブルでアクセントになるし、相手のボランチ2人にマルシオ、ワンちゃん(松下選手)がつぶされると、流れは相手に行ってしまうと思います。(鈴木)慎吾さんも気合が入ってるでしょうし。それが大分の特徴なんですけど、だからこそそこで勝つ、あるいは相手の3バックのマークをかわして貴章やペドロが抜け出せば、うちのペースになるはず。まずは1対1で負けないように頑張りたいです」(本間選手)
鈴木監督はアウェーでしっかり主導権をにぎって戦うために、「まずはコンディション」と、移動までの準備を重要視しています。
「アウェーということもあり、いかによい状態をつくっていけるか、ということです。特に大分はスタジアムのピッチであったり、スタンドの雰囲気であったり、独特のものがある。その中で相手ペースにさせないためにも、チーム全体で戦う姿勢、意識が大事になってくると思います」(鈴木監督)
今週末、大分と対戦する九石ドームは、05年J1リーグ第18節、ファビーニョ選手の2得点と上野優作選手の1得点で3−1で勝って以来、白星のない鬼門。ですが現在のチームはご存じのとおり、J1昇格6年目にしてリーグ開幕戦初勝利、鹿島に04年以来の勝利と、ジンクスを打ち破っている勢いがあります。アウェーから勝ち点3を持ち帰る力をしっかり養おうと、鈴木監督、選手たちとも大いに気合が入っています。