【フォト日記】ヒントがたくさん

2009/3/30
スコアレスドローに終わったナビスコカップ第2節・磐田戦から一夜明け、リカバー組のトレーニングは10時からクラブハウスのBピッチでスタート。ウォーキングに続いてストレッチの要素も取り入れたジョギングで約40分、体をほぐすと、室内に戻ってあらためてストレッチを行いリフレッシュしました。

昨日は引かれた相手のゴールをこじ開けることができませんでした。今後も新潟の4−3−3に対して「堅守速攻」を挑まれる試合は間違いなくあります。どうゴールを挙げるのか考える上でも、大分戦、大宮戦、磐田戦の3試合は多くのヒントを与えてくれそうです。昨日の磐田戦を、松下選手は次のように振り返ってくれました。

「大島さんをチームとしてうまく使えていないところがありました。サイドを連動して崩す、あるいはサイドから中へドリブルで仕掛けるのもいいんですが、それに固執するんじゃなくて、もっと簡単に大島さんをターゲットにアーリークロスを入れるとか。ゴールがあるのはサイドじゃなくて中央だから、ボールを上げないことには始まらない。そこでクリアされても、僕やマルシオが拾えばいいわけですから」

アングルやテンポに変化を付けることで攻撃に厚みを持たせることを、松下選手はイメージしているようです。磐田戦の前半終了間際に飛び出したような、いったん押し込んでおいて下げたボールからの松下選手のミドルシュートにも期待です。

磐田戦を振り返って、鈴木監督も“時には簡潔な攻撃”の必要性を感じています。

「クロスを上げる、ミドルシュートを狙うといったところで、相手の守備を崩してからでないと踏み込めないところがある。そのあたり、状況によってはもう少しシンプルに行ってもいい」

今週末ホームの横浜F・マリノス戦では、力強く、変化に富んだ攻撃から多くのゴールが生まれるよう、ぜひ大きなご声援をよろしくお願いいたします!

11時からは昨日の磐田戦に出場していないメンバーを中心に、JAPANサッカーカレッジとのトレーニングゲームが行われました(45分×2本)。0−0で前半を折り返すと、PKで先制されたものの、86分に三門の右CKを鈴木が頭で押し込み同点に。試合はこのまま終了しました。今週末にはサテライトリーグも開幕します。トレーニングゲームでつかんだ実戦感覚を、4月5日のサテライトリーグ浦和戦(14時キックオフ@新潟市陸上競技場)での好プレーに、ぜひつなげたいところです。

明日はオフとなり、明後日9時半から練習再開。4月からは、Aピッチに場所を移してのトレーニングになります。青々と芝の伸びたAピッチの美しさ、必見です!!


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