【フォト日記】クロスを上げる
2009/4/8
今日の聖籠も、とても良い天気になりました。暑いくらいの日差しの下で、選手たちは9時半からジョグ、ストレッチなどのアップに続き、ポゼッション、ゲーム形式のフォーメーション練習に取り組みました。この好天に誘われるかのように、選手たちの動きは軽快そのもの。特に左右から素晴らしいクロスがどんどん入り、シュートを狙う形が多く生まれました。
前節・横浜FM戦で今シーズン初出場を果たした松尾選手も、急ピッチでコンディションが戻ってきているようです。
「初めて90分プレーできて、オフを取って、今週は体が落ち着いた感があります。練習をしていても、確かに体がしんどいところはありますが、動きながらパスを出すときに相手がしっかり見えたり、クロスを上げる感覚もつかめてきました」
キャンプから別メニューが続いているだけに、「ゲーム勘」の部分が気になります。松尾選手の場合、どういうところに「勘」が戻ってきたと感じるのでしょうか。
「サイドで切り返して中に入っていくときの感覚ですね。最初のタッチがボーンと大きくならずに、スッと入っていけると“今日は切れてるな”と感じられるんです」
マリノス戦の最初はゲーム勘が戻らず苦戦したという松尾選手ですが、時間の経過とともに調子をつかめてきたそうです。60分には矢野選手を走らせる鋭い縦パスも飛び出しました。
「中澤選手がかなり食いついてくる(ボールを奪いにくる)守備をしていたので、深いパスを出せば貴章が抜け出せると思って」
鋭さを増している松尾選手の中へ切れ込む動き、クロス、パスに今後もご注目ください!!
鈴木監督も、マリノス戦の先制の場面を例に、ピッチをワイドに使う効果を次のように見ています。
「サイドを崩そうとする意識が強すぎて、中に大島や貴章がいるのに上げないことが、ここまでの試合で攻撃がこう着する一つの要因でした。それがマリノス戦で先制した場面では、貴章が右サイドからクロスを上げて、それが逆サイドのジウトンまでいって、その折り返しをマルシオが決めた。そういうダイナミックなところが出てくると、相手もいやがると思います」
とはいっても、ただ乱雑にボールを上げただけではもちろん良い攻撃はできません。「クロスを上げるタイミングや深さも大切」と、鈴木監督はクロスボールと判断の質も求めるのです。その意味で、松尾選手、内田選手と経験のある選手がコンディションを取り戻しつつあるのは心強い限り。さらに中野選手、ジウトン選手、酒井選手という中堅・若手選手も、クロスにいっそうの磨きを掛けてポジション争いをヒートアップさせてください!!!
午後は15時半から一部若手選手によるトレーニングが行われました。選手たちは西日を浴びながら、キック練習、1対1、2対2、5対5などを通してボールコントロールの精度を上げることに務めていました。
明日は非公開練習で、J1第5節京都戦に向けた細かい確認作業が行われます。
前節・横浜FM戦で今シーズン初出場を果たした松尾選手も、急ピッチでコンディションが戻ってきているようです。
「初めて90分プレーできて、オフを取って、今週は体が落ち着いた感があります。練習をしていても、確かに体がしんどいところはありますが、動きながらパスを出すときに相手がしっかり見えたり、クロスを上げる感覚もつかめてきました」
キャンプから別メニューが続いているだけに、「ゲーム勘」の部分が気になります。松尾選手の場合、どういうところに「勘」が戻ってきたと感じるのでしょうか。
「サイドで切り返して中に入っていくときの感覚ですね。最初のタッチがボーンと大きくならずに、スッと入っていけると“今日は切れてるな”と感じられるんです」
マリノス戦の最初はゲーム勘が戻らず苦戦したという松尾選手ですが、時間の経過とともに調子をつかめてきたそうです。60分には矢野選手を走らせる鋭い縦パスも飛び出しました。
「中澤選手がかなり食いついてくる(ボールを奪いにくる)守備をしていたので、深いパスを出せば貴章が抜け出せると思って」
鋭さを増している松尾選手の中へ切れ込む動き、クロス、パスに今後もご注目ください!!
鈴木監督も、マリノス戦の先制の場面を例に、ピッチをワイドに使う効果を次のように見ています。
「サイドを崩そうとする意識が強すぎて、中に大島や貴章がいるのに上げないことが、ここまでの試合で攻撃がこう着する一つの要因でした。それがマリノス戦で先制した場面では、貴章が右サイドからクロスを上げて、それが逆サイドのジウトンまでいって、その折り返しをマルシオが決めた。そういうダイナミックなところが出てくると、相手もいやがると思います」
とはいっても、ただ乱雑にボールを上げただけではもちろん良い攻撃はできません。「クロスを上げるタイミングや深さも大切」と、鈴木監督はクロスボールと判断の質も求めるのです。その意味で、松尾選手、内田選手と経験のある選手がコンディションを取り戻しつつあるのは心強い限り。さらに中野選手、ジウトン選手、酒井選手という中堅・若手選手も、クロスにいっそうの磨きを掛けてポジション争いをヒートアップさせてください!!!
午後は15時半から一部若手選手によるトレーニングが行われました。選手たちは西日を浴びながら、キック練習、1対1、2対2、5対5などを通してボールコントロールの精度を上げることに務めていました。
明日は非公開練習で、J1第5節京都戦に向けた細かい確認作業が行われます。