【フォト日記】攻撃は最大の防御

2009/4/15
今日の聖籠は、吐く息が白くなる冷え込みとなりました。時折、小雨のぱらつく空模様でしたが、選手たちは条件を変えながらポゼッションの質を高めるトレーニングなど、意欲的に取り組んでいました。次節で対戦する広島はパスをつなぐと同時に、流動的な動きも豊富なサッカーで挑んできます。鈴木監督も「広島の攻撃は多彩。それを出させないためにも、いろんな手を尽くさないといけない」と表情を引き締めています。フィジカルコンディション、連動性の部分をしっかりと高めておく必要がありそうです。

永田選手も、「まずは立ち上がりに気をつけたい」と京都戦を反省しつつ、警戒するのが広島の機動力です。

「マークに付きづらいところもあるだろうから、受け渡しをはっきりすることと、カバーリングの判断を早くしたい。裏に抜けられると危ないので」

その一方で、リーグトップの13得点をマークしている広島の攻撃力に対しては、しっかり対応できると見ています。

「今シーズンは前線が点を取ってくれるから、気分的に余裕を持って守れている。それが守備の安定につながっていると思います」

攻撃の時間を長く取れていることも、今シーズン失点が少ない一つの要因といえます。最前線で体を張って基準点となっている大島選手は攻撃だけでなく「チームとして連動した守備ができればいい位置でボールを奪えるだろうし、相手の後手を踏まないように戦いたい」と守備にも余念がありません。攻守の切り替えを含め、チームとしての一体感を高めるべく、選手たちは明日、明後日のトレーニングに臨みます。

明日は非公開練習となります。


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