【フォト日記】サプライズは想定内?
2009/4/19
ペドロ選手のハットトリック(特に3点目はゴールまでのプロセスを含め最高でしたね!)に興奮したのもつかの間。後半に反撃されて引き分けとなった広島戦から一夜明け、リカバー組は10時からランニング、ストレッチなどで激闘の疲れを癒しました。吉満フィジカルコーチにリードされる選手たち、いつものとおり……ではなく、何やらソワソワ不穏な空気です。
その理由はリカバー終了後にすぐ判明しました。突然マルシオ選手&ジウトン選手が、本間選手を追い掛け回し、頭に何かを“グシャッ”! そうです、今日は本間選手の28回目のバースデー。頭にぶつけられたのは生卵で、ブラジル流の誕生日の祝い方なのでした。
本間選手もピッチ内と変わらぬ観察力で、ある程度は察知していたようですが、予想外の展開でもあったようで――。
「今朝、練習に来たときからみんなが修平(池亀主務)とこそこそ話しているのを見て、“これは何かある”と警戒していたんです。特に充(永田選手)と内さん(内田選手)は練習中からニヤニヤしていたから気をつけないと、と思っていたのに、まさかマルシオだったとは…。ジウトンが追いかけてきた時点で逃げ切れないとあきらめました(笑)」
数年ぶりの洗礼(「この前は2、3年前。テラさん=寺川選手・現湘南=にやられました」by本間選手)に苦笑気味でしたが、本間選手、28歳の誓いを次のように語ってくれました。
「あっという間に28歳になりましたね(笑)。これからは年齢に応じたプレーを見せることができれば。若いときのように勢いだけでいくのも難しいでしょうし。ベテランまではいかないですが、落ち着いたプレーをしたいです」
冷静に相手の動きを見切ってボールを奪い、展開する本間選手のプレーに、ますます磨きが掛かりそう。中盤の底で見せる“いなし技”は、まさに眼福のひと言に尽きますよね!!
“今日のアルビ”は、まだまだ話題満載です!
まずはアウェー戦に臨んだサテライトリーグ2日目の浦和戦(@鴻巣市立陸上競技場)。劇的なゴールで1−0で勝利しました! お互い譲らぬ0−0で迎えた89分。その1分前に交代出場した奥山選手がフリーキックをねじ込み、2週間前の市陸の借りをきっちりと返しています!!
また14時半からはJR新潟駅南口に隣接しているビックカメラ新潟店で、大島選手と松下選手のサイン会が行われました。事前に配布された参加券持参の100名のファンに心を込めてサイン&握手をしただけでなく、トークやじゃんけん大会などで会場は大いに盛り上がりました。
そして東北電力ビッグスワンでは、プレナスなでしこリーグ第2節のアルビレックス新潟レディース対INAC神戸レオナスが行われました。試合は前半立ち上がりに失点を許すと、今シーズン新加入の大石選手がPKを決めて1点差に詰め寄りながら最後に突き放され、残念ながら1−3での敗戦となってしまいました。それでも自分たちのリズムで攻撃する時間もあり、次につながる手応えを得られた90分でもありました。
奥山監督はミス絡みの3失点を反省しつつ、前節より攻撃にパワーを掛けられたことをポジティブに受け止めています。
「チームに前に出ていく意志が感じられて、開幕戦よりフォワードにボールが収まり、上尾野辺が前に出て行く怖さも出せた(大石選手が決めたPKは、上尾野辺選手のドリブルから生まれたものでした)。これからはサイドをえぐる形も追求していきたいですね」
中盤の底で幅広く動き、相手ボールを奪って攻撃に転じる切り替え役を受け持った川村選手も、攻めが形になる勢いを感じることができたようです。
「前半早くに失点してしまい、取られてから気づいたのでは遅いですが、自分たちがペースをつかんでシュートに行くこともできました。開幕戦に比べて守備の時間が短くなった分、攻撃に人数も掛けられたし、長い距離を走る選手にパスを出すこともできたと思います。ただ決めないといけない場面で、しっかりシュートを決めないと。それが今日は、相手との差だったと思います」
今シーズンのチームの強みについて尋ねると、次のような答えが返ってきました。
「みんな若いし、伸びしろがあるチーム。まだまだ成長できるし、サッカーをやっていて楽しいです。これからもっと監督のサッカーを理解して、表現していきたいです」
今シーズンのチーム初ゴールを決めた大石選手は、前線でボールを受けて自ら仕掛けるだけでなく、周囲を使うプレーも際立ちました。
「開幕戦は守備に追われてチームとして押し上げることができず、攻撃に力を発揮できませんでしたが、今日は前に、前に行くことができたと思います。次はベレーザが相手ですが、弱気にならずチャレンジャーとして臨みたい。先週より今週攻めることができましたが、次はもっと攻めたいです。相手を慌てさせることができれば」
レディースの攻撃が、これからどう進化していくのか。大いに注目ですね!
トップチーム、レディースともに明日はオフとなります。さらに上を目指して、21日から再びトレーニングが始まります。
その理由はリカバー終了後にすぐ判明しました。突然マルシオ選手&ジウトン選手が、本間選手を追い掛け回し、頭に何かを“グシャッ”! そうです、今日は本間選手の28回目のバースデー。頭にぶつけられたのは生卵で、ブラジル流の誕生日の祝い方なのでした。
本間選手もピッチ内と変わらぬ観察力で、ある程度は察知していたようですが、予想外の展開でもあったようで――。
「今朝、練習に来たときからみんなが修平(池亀主務)とこそこそ話しているのを見て、“これは何かある”と警戒していたんです。特に充(永田選手)と内さん(内田選手)は練習中からニヤニヤしていたから気をつけないと、と思っていたのに、まさかマルシオだったとは…。ジウトンが追いかけてきた時点で逃げ切れないとあきらめました(笑)」
数年ぶりの洗礼(「この前は2、3年前。テラさん=寺川選手・現湘南=にやられました」by本間選手)に苦笑気味でしたが、本間選手、28歳の誓いを次のように語ってくれました。
「あっという間に28歳になりましたね(笑)。これからは年齢に応じたプレーを見せることができれば。若いときのように勢いだけでいくのも難しいでしょうし。ベテランまではいかないですが、落ち着いたプレーをしたいです」
冷静に相手の動きを見切ってボールを奪い、展開する本間選手のプレーに、ますます磨きが掛かりそう。中盤の底で見せる“いなし技”は、まさに眼福のひと言に尽きますよね!!
“今日のアルビ”は、まだまだ話題満載です!
まずはアウェー戦に臨んだサテライトリーグ2日目の浦和戦(@鴻巣市立陸上競技場)。劇的なゴールで1−0で勝利しました! お互い譲らぬ0−0で迎えた89分。その1分前に交代出場した奥山選手がフリーキックをねじ込み、2週間前の市陸の借りをきっちりと返しています!!
また14時半からはJR新潟駅南口に隣接しているビックカメラ新潟店で、大島選手と松下選手のサイン会が行われました。事前に配布された参加券持参の100名のファンに心を込めてサイン&握手をしただけでなく、トークやじゃんけん大会などで会場は大いに盛り上がりました。
そして東北電力ビッグスワンでは、プレナスなでしこリーグ第2節のアルビレックス新潟レディース対INAC神戸レオナスが行われました。試合は前半立ち上がりに失点を許すと、今シーズン新加入の大石選手がPKを決めて1点差に詰め寄りながら最後に突き放され、残念ながら1−3での敗戦となってしまいました。それでも自分たちのリズムで攻撃する時間もあり、次につながる手応えを得られた90分でもありました。
奥山監督はミス絡みの3失点を反省しつつ、前節より攻撃にパワーを掛けられたことをポジティブに受け止めています。
「チームに前に出ていく意志が感じられて、開幕戦よりフォワードにボールが収まり、上尾野辺が前に出て行く怖さも出せた(大石選手が決めたPKは、上尾野辺選手のドリブルから生まれたものでした)。これからはサイドをえぐる形も追求していきたいですね」
中盤の底で幅広く動き、相手ボールを奪って攻撃に転じる切り替え役を受け持った川村選手も、攻めが形になる勢いを感じることができたようです。
「前半早くに失点してしまい、取られてから気づいたのでは遅いですが、自分たちがペースをつかんでシュートに行くこともできました。開幕戦に比べて守備の時間が短くなった分、攻撃に人数も掛けられたし、長い距離を走る選手にパスを出すこともできたと思います。ただ決めないといけない場面で、しっかりシュートを決めないと。それが今日は、相手との差だったと思います」
今シーズンのチームの強みについて尋ねると、次のような答えが返ってきました。
「みんな若いし、伸びしろがあるチーム。まだまだ成長できるし、サッカーをやっていて楽しいです。これからもっと監督のサッカーを理解して、表現していきたいです」
今シーズンのチーム初ゴールを決めた大石選手は、前線でボールを受けて自ら仕掛けるだけでなく、周囲を使うプレーも際立ちました。
「開幕戦は守備に追われてチームとして押し上げることができず、攻撃に力を発揮できませんでしたが、今日は前に、前に行くことができたと思います。次はベレーザが相手ですが、弱気にならずチャレンジャーとして臨みたい。先週より今週攻めることができましたが、次はもっと攻めたいです。相手を慌てさせることができれば」
レディースの攻撃が、これからどう進化していくのか。大いに注目ですね!
トップチーム、レディースともに明日はオフとなります。さらに上を目指して、21日から再びトレーニングが始まります。