【フォト日記】ステップ・バイ・ステップ

2009/4/23
今日のトレーニングは非公開で行われ、週末の大宮戦に向けた確認が行われました。ナビスコカップ第1節で敗れていますが、同じ相手に続けて負けるわけにはいきません。松下選手も、「ここは絶対に落とせない!」と気合が入っています。

「下との勝ち点差も迫ってきているし、上位で戦い続けるためにも大事な試合になる。ただ、僕たちの戦いを変える必要はない。点も取れているし、アグレッシブにやれていますから。立ち上がり10分を特に集中して、攻撃的に行きたいです」

鈴木監督は、今シーズンの大宮のサッカーはかなり変わったととらえています。

「相手の弱点を突くというより、自分たちの速いサッカーをしようとする姿勢が強い。堅守速攻の相手を崩すためのボール回しであったり、セットプレーが重要になると思います」

広島戦の3点目のように、パスで相手を動かしながらきっちり決めるゴール、精度の高いセットプレーからのゴールで、ぜひ勝ち点3をもぎ取りましょう!

U−20日本代表候補合宿に参加していた鈴木選手、酒井選手も、今日から全体練習に復帰しました。合宿では岡田監督の指導の下、流通経済大との練習試合は2人とも前半に出場。鈴木選手はセンターバック、酒井選手はサイドバックとして、しっかり持ち味をアピールしてきたようです。

「対人で強く行けました。持っている実力以上のことはできないので、シンプルにプレーすることを心がけて、そこはできたと思います。岡田監督が強調していたパスを出したあとのサポートの動きなど、チームに戻ってしっかり練習できれば」(鈴木選手)

「代表で新しいことをやるというより、質を高めなければと思いました。練習試合ではとりあえず動き回ったので、そこはアピールできたのでは。ただ、チームに戻って、もっと練習をやらなければと感じましたね」(酒井選手)

合宿で見つかった課題に新潟でのトレーニングでしっかり取り組むことが、個のパワーアップ、さらにはチーム力アップにつながります。

週末にプレナスなでしこリーグ第3節のベレーザ戦を控えたレディースも、日々のトレーニングで課題克服に燃えています。前節INAC戦で、ミス絡みで3失点してしまいましたが、奥山監督は「試合の入り方は開幕戦より、前節の方が良くなっているし、チームとして成長しているところもあります。そういうところは続けていきたい」と、継続する大切さをかみ締めています。

「サイドバックとサイドハーフが連動して崩す形も何回か出せた。もちろん、両サイドバックが同時に上がってしまってバランスが崩れたりしたところもあるのですが、攻め上がろうという意思を尊重したいんです。一方で、“何でカウンターを受けてしまったのか”、“何で攻めているところで安易にボールを下げてしまったのか”というところは、選手たちにもっと考えてほしいですね」

開幕から浦和、INAC、ベレーザと、昨シーズンの上位3チームとの連戦となる厳しい日程ですが、奥山監督はその相手に対して、「自分たちのサッカーが良くなってきているのか、何がどこまでできるようになっているのかを試したい」と挑戦者の立場でぶつかっていきます。

INAC戦のようなミスからの失点を、どう無くしていくか。センターバックとしてチームを支える東山選手は、ピッチ内でのコミュニケーションを重視しています。

「普段ならしっかり声をかけられているところで、前節はできませんでした。ちょっとしたところですが、そういうところをきっちりやっていきたいです。次のベレーザ戦では、センターバックでコンビを組んでいる詫間とコミュニケーションを取りながら、自分のプレーもしっかりやりたい。あとは両サイドバックにリスクを負って攻め上がってもらえているので、そのカバーですね」

アウェーで強豪ベレーザと対戦する次節ですが、粘り強い守備から勝ち点と自分たちのサッカーに対する手応えを持ち帰りましょう!


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