【フォト日記】選手たちも楽しかった!

2009/5/18
ニュースでもお知らせした通り、アルビレックス新潟とアルビレックス新潟選手会では、激闘の神戸戦を終え、今日は以前から予定していた小学校訪問を実施しました。今年初めから実施したい、とクラブ、選手会が念願した第一回目です。

神戸戦に出場した中から、本間選手、永田選手が岡方第一小学校、北野選手、中野選手が曽野木小学校、千代反田選手、矢野選手が有明台小学校、内田選手、ヨンチョル選手が潟東東小学校に、それぞれ訪問をさせていただきました。

久しぶりの給食の味や、元気いっぱいの子どもたちに、選手たちから聞かれたのは、「自分たちの方が楽しかった!」という声ばかり。ご兄弟が岡方第一小学校で先生をされているという本間選手は、「今日は僕も本間先生と呼んでください!」と声をかけ、永田選手と一緒にボールを落とさずにパス交換などを披露。幼稚園の頃からサッカーを始めたけれど、膝に大きなケガをして気持ちが折れそうになった時期に友人やチームメイトの支えで諦めずにここまでやってこれた、という話も披露した永田選手は、「辛いこともあるかと思いますが、乗り越えたら自分のやりたいことができるのでがんばってください」と児童の皆さんに声をかけていました。

また、クラブハウスから高速道路に乗って潟東東小学校に駆けつけた内田選手は、「子どもの頃は好き嫌いが多くて、先生から食べ終わるまで教室を出させてもらえず、掃除の時間まで残した給食とにらめっこしていました」と、頼れる選手会長の意外な子ども時代を、そっと明かしてくれていました。さわやかな笑顔で大人気だったヨンチョル選手は、「小さな頃からプロを目指していたので、すごく嬉しかった。初出場の時は、嬉しすぎて試合内容を覚えていない!」と、夢を叶えた瞬間の体験を子どもたちに話していました。

今回の学校訪問では、子どもたちに夢を持つこと、夢に向かってがんばることの大切さを伝えたい、というクラブ、選手会の強い思いもありました。昨日の神戸戦、見事なヘディングシュートでゴールを決めた千代反田選手は、有明台小学校の皆さんに「色々なことにチャレンジして、自分が本当にやりたいことや夢が見つかったら、それをがんばってほしい」とエール。また、矢野選手も、「プロ選手になるためには、人よりも長い時間練習した。小さな努力をすることを大事に頑張って。目標に向かって努力することが大事」と、自分の体験も交えて話しています。

曽野木小学校へ訪問した中野選手は、「夢を持っている人はいる?」と児童の皆さんに聞いた後、「いま、夢を持っているのはすごいこと。それは夢に向かって使える時間がたくさんあることで、そのために頑張れば、夢は必ずかなうよ」と激励。また、「夢がない人も、好きなものがあれば大丈夫。それが夢につながっていくから、好きなものを忘れずに持っていてください」と語りかけていました。

北野選手は、「夢は何個持ってもいいんだ。まず夢を持つこと。そして、“なりたい”から、“なるんだ”という気持ちになったら、次のステップだよ」と、具体的な夢に向かう気持ちをアドバイス。「さっき給食で『僕はブロッコリーが苦手』と勇気を出して言ってくれた子がいたよね。でも、『嫌い』じゃなく、『苦手』と言えたのがすごい。苦手だけど、好きになる、できるように一生懸命やることが、大事だよね」と、熱く子どもたちに話していました。

実際に選手たちを間近に見た児童の皆さんの生き生きとした目は、選手にとっても、これからの厳しい戦いに間違いなく新しいパワーとなるものでした。各学校では、それぞれ東北電力ビッグスワンでの再会を誓ったとのこと。各学校の皆さん、東北電力ビッグスワンでは、誰よりも大きな声で、選手たちを応援してください! 選手たちも、皆さんとの再会を楽しみにしています!


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