【フォト日記】手応え

2009/5/27
今日も気持ちの良い青空の下、9時半から全体練習、そして15時半からは若手選手を中心にした一部メンバーが練習を行いました。

午前練習では条件をいろいろと変えながら、ポゼッションの向上が図られました。いかにリズミカルに相手ゴールへと迫るか。チームの攻撃がより破壊力を持つためにも重要なファクターになってきます。

この点について練習後の鈴木監督は、「ボールを引き出す動きが直線的では相手に読まれやすい。ボールの出し手と受け手だけでなく、さらに他の選手も絡んでいくことが必要」と、厚みのあるパス回しをイメージしていました。

指揮官の狙いを、選手たちもしっかりと受け止めています。日本代表に矢野貴章選手が招集されていることもあり、ポジション争いが激化している中、出場に燃える田中亜土夢選手も、トレーニングの中で鋭い動きを随所に見せてくれました。

「ポゼッションの練習では、動くことを意識しました。仲間を見ながら自分が動くことによって、ボールを受けられなくても空いたスペースを味方が使える。おとりの動きも有効ですから」(亜土夢選手)

鈴木監督にチームを包むムードについて質問すると、「こちらが求めることを、選手たちがいい動きで、しっかり出してくれています。レギュラーポジションに少しでも近づこうという選手が多い」と、手応え十分の表情でした。

今週末から再開されるナビスコカップの4試合で、果たしてどこまでチーム力の底上げができるのか。非常に楽しみです。


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