【フォト日記】第32回全日本女子サッカー選手権大会準決勝!

2010/12/27
12月26日(日)第32回全日本女子サッカー選手権大会の準決勝が東京・西が丘サッカー場で開催されました。

これは男子の天皇杯と同じ位置付けの大会。12月23日(木・祝)に福島J-ヴィレッジで行われたマリーゼ戦に勝利し、クラブ史上初となるベスト4入りを果たした新潟L。準決勝の相手は昨年同大会で準優勝、今年のなでしこリーグでも準優勝するなど、個々の技術・戦力ともにハイレベルな浦和レッズレディースとの対戦になりました。

当日は晴天に恵まれピッチ状態も良好。多くの観客が見守る中、14:00に浦和ボールでキックオフ! 開始直後から浦和の素早い出足に圧倒され、なかなかペースをつかめない状況に。新潟Lもフリーキックやコーナーキックから何度か攻撃を仕掛けますが、得点にはいたりません。

すると10分、中央でパスカットされ浦和が早い攻撃を仕掛けます。スルーパスから最後は北本選手にゴールを決められ先制点を許してしまいます。新潟Lはなでしこジャパンメンバーである上尾野辺選手や阪口選手が中盤で踏ん張り、ボールを奪取し攻撃に結び付けようと試みますが、なかなかシュートまでは持ち込めません。

27分、浦和は右サイドから入ったクロスを中央ですらし、堂園選手がゴール。クロスに対しマークが外れてしまい追加点を許してしまいます。その後、菅澤選手らが浦和ゴールを目指し突破を図りますが、ゴールは奪えません。

後半に入ると新潟Lは上尾野辺選手がシュートを放つなど、次第にボールを回す時間が増えてきました。60分に斎藤、73分に中村楓を投入し、浦和ゴールを目指します。

すると74分、右コーナーキックから一度は相手DFにブロックされるものの、こぼれたボールに菅澤選手が素早く反応し、ヘディングでシュート! ついに浦和のゴールネットを揺らします。その後も同点ゴールを奪うため、前線からプレスを掛け、浦和に自由にボールを回させないよう仕掛けます。

しかし84分、浦和の攻守の切り替えの早さや球際の強さなどもあり、左サイドから鋭いクロスを上げられ、岩倉選手にゴールを決められてしまいます。与えてはいけない追加点を奪われてします。

最後はリスクを冒し浦和ゴールを目指しますが、浦和は落ち着いてボールを回し、そのまま1-3で試合終了。第32回全日本女子サッカー選手権大会、新潟Lは第3位で大会を終えました。

東京まで応援に駆け付け、最後まで熱い応援をいただいたサポーターの皆さん、たくさんのご声援本当にありがとうございました。今シーズンの公式戦はこれで終了となりましたが、2011年なでしこリーグでの上位進出に向け、これからも日々トレーニングに励みます。今後もアルビレックス新潟レディースに温かいご声援をよろしくお願いいたします。


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