【フォト日記】乳酸系
2011/2/1
昨日の寒さが嘘のように、高知・春野は朝から大変素晴らしい天候。気温も上がり、「南国・土佐のキャンプ」のイメージそのままの風景でした。今日も午前、午後の2部練習が行われました。
ここまでハードなトレーニングを送っている、ということは「フォト日記」でも何度もリポートをしてきましたが、今日の午後練習はとりわけ厳しいものでした。大塚フィジカルコーチに、「昨日は持久系のトレーニングでしたけれど、今日のフィジカルトレーニングはスピード系ですか? パワー系ですか?」と聞いたところ、「今日は乳酸系です」との珍回答。
しかし、トレーニングが始まってみると、その意味がよく分かりました。選手を攻撃、守備の2グループに大別すると、攻撃側はひたすら細かく置かれたバーをかいくぐって最後はシュートの繰り返し(シュートを撃ったら、すぐに戻ってまたバーをかいくぐる!)、守備側はサイドからひたすら上げられるセンタリングを、ヘディングでクリアし続ける、という厳しいものでした。
約2分間、休みなく続けられるシュートとクリア。たちまち選手たちの顔は紅潮して、ジャンプ一番、クリアをするときには「アッ!」というかけ声ともうめき声ともつかないものがもれてきます。「ボールに触れ!クリアは大きく!」という森保コーチの声や、「最後! ここがんばれ!」という大塚フィジカルコーチの叱咤がグラウンド上に響き渡っていました。
この厳しいトレーニングと、昨日から今日の寒暖の差もあってか、午後の練習は何人かの選手が練習を回避しましたが、黒崎監督は「激しくやっているので。(離脱者は)出ないに越したことはないが、個人差は自然と出てくるものでしょう」と涼しい顔でした。
「身体の異常を感じたら、長期に渡るケガに発展する前にやめて話をすることも大事。それは選手たちに話しました。長いサッカー人生の中で、身体を休める時があってもいい」と黒崎監督は話しましたが、その一方、表情を引き締めて、こうも語っていました。「トレーニングを緩める方法はあるかもしれないが、そうするつもりはない。ギリギリのところでトレーニングをしなければ、強くなることはできない」
厳しいトレーニングのかいもあって「状態は良いと思います。身体のキレも、体力的な部分も、ほぼシーズン時の状態に戻っている状況」。明日以降、高知はさらに暖かくなる予報も出ており、さらにトレーニングのピッチは上がっていきそうです。
ここまでハードなトレーニングを送っている、ということは「フォト日記」でも何度もリポートをしてきましたが、今日の午後練習はとりわけ厳しいものでした。大塚フィジカルコーチに、「昨日は持久系のトレーニングでしたけれど、今日のフィジカルトレーニングはスピード系ですか? パワー系ですか?」と聞いたところ、「今日は乳酸系です」との珍回答。
しかし、トレーニングが始まってみると、その意味がよく分かりました。選手を攻撃、守備の2グループに大別すると、攻撃側はひたすら細かく置かれたバーをかいくぐって最後はシュートの繰り返し(シュートを撃ったら、すぐに戻ってまたバーをかいくぐる!)、守備側はサイドからひたすら上げられるセンタリングを、ヘディングでクリアし続ける、という厳しいものでした。
約2分間、休みなく続けられるシュートとクリア。たちまち選手たちの顔は紅潮して、ジャンプ一番、クリアをするときには「アッ!」というかけ声ともうめき声ともつかないものがもれてきます。「ボールに触れ!クリアは大きく!」という森保コーチの声や、「最後! ここがんばれ!」という大塚フィジカルコーチの叱咤がグラウンド上に響き渡っていました。
この厳しいトレーニングと、昨日から今日の寒暖の差もあってか、午後の練習は何人かの選手が練習を回避しましたが、黒崎監督は「激しくやっているので。(離脱者は)出ないに越したことはないが、個人差は自然と出てくるものでしょう」と涼しい顔でした。
「身体の異常を感じたら、長期に渡るケガに発展する前にやめて話をすることも大事。それは選手たちに話しました。長いサッカー人生の中で、身体を休める時があってもいい」と黒崎監督は話しましたが、その一方、表情を引き締めて、こうも語っていました。「トレーニングを緩める方法はあるかもしれないが、そうするつもりはない。ギリギリのところでトレーニングをしなければ、強くなることはできない」
厳しいトレーニングのかいもあって「状態は良いと思います。身体のキレも、体力的な部分も、ほぼシーズン時の状態に戻っている状況」。明日以降、高知はさらに暖かくなる予報も出ており、さらにトレーニングのピッチは上がっていきそうです。