【フォト日記】紅白戦

2011/2/4
今日はトレーニングの予定が変更され、午前中のトレーニングは中止、午後は当初15時30分だったものが、14時30分に早められました。今日は6日のトレーニングゲーム・東京ヴェルディ戦を前にしての紅白戦。疲労を取り去るとともに、徐々に試合に向けてのコンディション作りへ、身体を慣らしていく狙いもあったようです。

軽いウォーミングアップの後に行われた紅白戦は、20分×3本の構成。「チームとしてやろうとしているサッカーを多少なりともできるか、声を出してコミュニケーションを取りながら対応をしているか」(黒崎監督)がポイントとなった紅白戦でした。

1本目は、ビブスなしがGK東口、DFが内田、千葉、菊地、石川、MF小林、本間、三門、ヨンチョル、FW川又、Bロペス。ビブス組が黒河、藤田、西村(ユース)、大野、岩崎、MFジョンパウロ、加藤、早川(ユース)、木暮、FW酒井宣、大島というチーム分け。互いにボールをつなぎながらゴールに迫ろうという意識は見られたものの、やや連携を欠いて決定機を作るには至りません。

メンバーを入れ替えながら行われた2本目、3本目も、ヨンチョル選手の鋭い突破からラストパスを受けた大島選手のシュートや、三門選手の積極的なミドルシュートなどが見られたものの、なかなか得点の場面は生まれず。そんな中、3本目にカウンターから前線でボールを受けた川又選手が左サイドに大きな展開。パスを受けた木暮選手が、切り込んで左足で豪快なシュートを決め、唯一の得点を決めていました。

木暮選手は「調子はいいです。ずっとやっている体幹トレーニングの効果もあって、身体を当てられても負けないし、キレもある」と、トレーニングの効果を実感している様子。得点場面以外でも、巧みなステップを武器にしたドリブルで再三相手の守備網をこじ開けていました。

もっとも、フィジカルトレーニングが中心の現段階では、なかなかグループで崩していくような場面が多くは見られませんでした。黒崎監督も「お互いに急ぎ過ぎている場面もあったと思うし、現段階では自分のアピールもあって、仕方がない部分」と納得していました。

本間選手は、「正直なところ、ゲームをこなしてコンビネーションや連携をまだまだ深めていかないといけない」とコメント。「ボールを丁寧に扱うことはやっていたけれど、どこでテンポアップをして崩していくか、そういったところはゲームを重ねる中で積み上げていきたい」と、今後を見据えていました。

明後日の東京ヴェルディとのトレーニングゲームに関しては、「まずはウチの良さである切り替えの早さをしっかりと出すこと。いいところでボールを奪って速く攻める。そこはしっかりとやっていきたい」と、新潟のストロングポイントを押さえた闘いをすることを目標に掲げていました。



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