【フォト日記】清水キャンプが終了

2011/2/27
清水キャンプ最終日の2月27日(日)は13時から、清水エスパルスとのトレーニングゲームを45分2本、30分を2本行いました。強い風の中でのゲームとなりましたが、会場は多くの見学者であふれ、アルビレックスグッズを身にまとったサポーターの姿も多く見られました。

1本目、新潟は前線からプレスを仕掛け、高い位置でボールを奪おうと連動した守備を見せます。ブルーノ・ロペス選手やミシェウ選手が勢力的にボールを追い、清水にプレッシャーをかけ自由を与えません。すると先制点は25分、新潟に生まれます。左サイド、ミシェウ選手からボールをうけたヨンチョル選手がファーサイドにセンタリング。そこに待っていたのは藤田選手でした。ダイレクトで放ったボレーシュートは相手GKの手を弾き、ゴールに吸い込まれました。藤田選手の積極的な攻め上がりがゴールにつながります。

その4分後、サイドをやぶられると清水に失点を許します。その後も何度かサイドから相手にシュートを打たれますが、東口選手の好セーブが光り、清水の攻撃を最小失点に抑えました。守備については「いくつか課題も残った。新潟での1週間で修正していきたい」とゴールを挙げた藤田選手は振り返っていました。

今日のトレーニングゲームではブルーノ・ロペス選手、ヨンチョル選手がスピードを活かしたドリブルで何度もチャンスメイク。ここにきてフィジカル面でのコンディションの良さが窺えます。ヨンチョル選手は「何本かドリブルからシュートまで持っていけた。残りの練習で精度を上げてゴールを決められるようにしたい」と自身の好調と、精度の向上を話していました。

1、2本目はこのまま1−1で終了。本間選手は「何度か高い位置で奪ってから良い攻撃の形ができていた。あとは点を取れないと勝てないので、精度ももちろんだが、ゴールに向かう姿勢が一番大事」とゴールの重要性を改めて感じていました。開幕については「選手もサポーターも楽しみに待っていると思うので、良いパフォーマンスをして皆さんと喜びあいたい」と抱負を語りました。

両チームメンバーを入れ替えて臨んだ3、4本目もお互いに譲らずに1−1のスコアとなりました。ゴール前での混戦から失点を許しますが、新潟も積極的なプレーで清水ゴールに何度となく迫ります。そして4本目の開始早々には、裏に抜けだした田中亜土夢選手がGKと1対1。動きを冷静に見極めた田中選手がゴールに冷静に蹴り込みました。田中選手初め、それぞれの選手の高いパフォーマンスからは、コンディションの良さを感じることができました。

試合後、黒崎監督は「新潟から駆けつけてくれたサポーターに、キャンプで取り組んできたサッカーを見せることができた。しっかりと組み立てて、流れからチャンスを作ることができていた」と今日のゲームに手ごたえを感じた様子でした。開幕については「良い準備をすることができた。自信を持ってチーム、サポーター一体となって、全員で闘っていきたい」と意気込みを話していました。

今日のトレーニングゲームはチーム、選手の仕上がりを確かに感じることのできる内容でした。清水キャンプを良い形でしめくくることができたようです。清水での課題は、新潟での残り1週間、しっかりとトレーニングを積んで消化していきます。3月5日(土)の開幕戦にぜひご期待ください!


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