前節、アビスパ福岡に3−0と勝利したチームは、今週からモンテディオ山形戦に向けてのトレーニングを開始します。その初日となった今日3月8日（火）は9時半からトレーニングを行いました。今日は二部練習の予定でしたが、コンディション面を考慮して午前のみとなりました。山形戦の4日後、3月16日（水）にはナビスコカップ予選も控えており、チームは連戦に備えます。

週初めはやはりフィジカルトレーニングがメインとなり、トレーニングを指揮するのは大塚コーチ。今日はボールを使う場面が多く見られ、タッチの感覚を養いながらのメニューとなっていました。

アップを終えて、ボールポゼッションのメニューに移った時も、ただのボールポゼッションではなく、同数の人数で選手一人一人が動かなければならない状況を作り出します。選手はマークを外すため、ボールを奪うため、動きを止めることなく走り続けます。マークをかいくぐる見事なワンツーや、それを阻止する素早いチェックから、選手の高い集中力を感じることができました。

続くミニゲームで軽快な動きを見せたのは、福岡戦で全ゴールに絡む活躍を見せたチョヨンチョル選手。ハットトリックの活躍で自チームを勝利に導きました。今シーズン、キャンプから好調を維持するチョヨンチョル選手は、福岡戦でも何度となくサイドを突破しチャンスを演出しました。ここまで好調を維持し、高いレベルで安定したプレーを披露しているチョヨンチョル選手に期待が高まります。

福岡戦ではこの上ないスタートを切ることができましたが、黒崎監督は「良いスタートを切ることができたが、次のホームはまた0−0から始まる。しっかり切り替えて準備をしたい」と気持ちを引き締めていました。開幕ダッシュのためにも、ホーム開幕戦は結果にこだわりたいところ。そして、サポーターの皆さんと万歳で喜びあえるように、チームは準備を進めます！