【フォト日記】サッカー教室、プリンスリーグを開催

2011/4/10
昨日、大宮アルディージャとのトレーニングマッチを終え、新潟に戻ったトップチーム。今日4月10日(日)は新潟市陸上競技場で10時から、復興支援アルビレックス新潟スポーツ教室を開催しました。その後、午後2時からはユースのプリンスリーグも行われ、この日は午前、午後と新潟市陸上競技場にはオレンジカラーが絶えませんでした。

午前中に開催されたサッカースクールは東日本大震災により、被災地から新潟に避難している子どもたちと新潟の子どもたち、140名が参加し、選手・スタッフと一緒に元気に体を動かしました。開会式では黒崎監督から「みんなが着ているビブスの胸のマークが分かりますか?今日はみんながアルビレックス新潟の一員です。選手に負けないよう、元気よくサッカーをしましょう」。三門選手会長からは「今日はみんなに元気を与えられるように、みんなから元気をもらえるように、楽しんでサッカーをしましょう」と挨拶がありました。

開会式後には早速サッカー教室がスタート。元気な子どもたちを前に選手・スタッフも自然と笑顔がこぼれ、一緒に楽しんでいる様子が伝わってきました。選手によるデモンストレーションには、ワンプレーワンプレーに大きな歓声と拍手が起こります。田中亜土夢選手は得意のリフティングで子どもたちを魅了します。すると子どもたちからなぜかオーバーヘッドのリクエストが。それに応えたのはスクールスペシャルコーチのファビーニョ。田中選手からのボールをダイレクトでゴールにたたき込むと、子どもたちだけでなく選手やスタッフからも驚きの声が上がっていました。

閉会式ではファビーニョコーチから「好きなことを思いっきり楽しんで努力すれば夢に近付ける。みんなで手を取り合って、できることをしてこの状況を克服していきましょう」と参加した子どもたちにメッセージが送られました。選手からの挨拶は酒井高徳選手。「みなさん大変な状況だと思いますが、一緒に乗り越えていければと思います。サッカー選手になりたいと思う子どもが増えるように僕たちも頑張っていきます」と締めのあいさつがありました。閉会式後には全員で記念撮影。ピッチにいる全員が楽しそうにサッカーをしている様子が印象的でした。

午後2時からは同ピッチで高円宮杯U-18サッカーリーグ2011プリンスリーグ北信越第2節、開志学園JSC高等部との試合が行われました。結果は3−0でアルビレックス新潟ユースの勝利。昨日の大宮アルディージャとのトレーニングゲームにも出場した、西村竜馬選手、早川史哉選手、川口尚紀選手もスタメン出場しました。

引いて守る相手に対し、しっかりとつなぎチャンスをうかがうアルビレックス新潟ユース。サイドから何度となくチャンスを作ります。すると前半17分、早川選手のシュートで先制点を奪います。その後は安定した試合運びでピンチを防ぎます。ゴール前に持ちこまれても西村選手を中心に体を張った守備でシュートをストップ。後半12分には川口選手が追加点を奪い、40分には井上丈選手が3点目を決め、試合を決定づけます。

新潟は後半から新1年生も出場し、新しい戦力も堂々としたプレーを披露してくれました。これでプリンスリーグは2連勝。前節の試合を大勝、今日の試合も勝利し流れに乗ります。これからのユースの活躍にもご注目ください。


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