【フォト日記】カターレ富山戦

2011/4/17
本日4月17日(日)は富山県総合運動公園陸上競技場で東日本大震災復興支援チャリティーマッチをカターレ富山と戦ってきました。富山は青空が広がる素晴らしい天候。新潟からサポーターも駆けつけ、いい緊張感の中でのゲームとなりました。

4月24日(日)に行われるジュビロ磐田戦前の重要なトレーニングゲーム。前日には内容も重要だが、結果にこだわっていきたい、と多くの選手が話していました。Jリーグに向けて弾みをつけるためにも選手達も高いモチベーションで試合に臨みました。

試合は前半、新潟がボールをポゼッションしますが、引いて守る相手に対してゴールを割ることができません。新潟はピッチを広く使い、サイドチェンジからミシェウ選手が決定的なチャンスを迎えますが、シュートは枠の外へ。コーナーキックから石川選手のヘディングシュートなど惜しいシーンを何度も作りました。相手のカウンターに対しては千葉選手を中心にディフェンスラインが落ち着いて対応し、ゴールに近づけません。前半は0−0のまま終了となりました。

後半に入ると展開は一転し、新潟が押し込まれる場面が増えます。ここで体を張ってゴールを死守したのが東口選手でした。コーナーキックのこぼれ球から強烈なシュートを浴びますが、ここは左手一本で見事なセーブ。「ぶれてから味方に当たってコースが変わった」(東口選手)という難しいシュートも落ち着いて対応。両手でしっかりとボールを捕らえ、枠の外へ弾き出しました。

守備の時間が続きますが、後半35分に途中交代で出場した川又選手が流れを変えます。B・ロペス選手のパスを受け、反転して相手を振り切ると角度のない所から右足でシュート!枠の上へそれますが、新潟の久しぶりのチャンスに新潟サポーターが沸きます。その後もボールを引き出し、積極的なプレーでチームに流れを引き寄せます。その後も何度となくサイドからクロスをあげますが、ゴールには届かず、試合は0−0のスコアレスドローで終了となりました。

試合後には両チームによる復興支援のセレモニーが行われました。チームを代表して黒崎監督から「今日はスタジアムに駆けつけていただきありがとうございます。来週にはJリーグが再開されますが、見ている人に勇気と元気が届くように精一杯、全力で闘います」とこの日集まった4,937人の富山、新潟サポーターに挨拶がありました。両監督の挨拶の後には、富山、新潟の選手・スタッフが場内を一周し、サポーターに挨拶を行いました。

今日のトレーニングは引き分けとなりましたが、ジュビロ戦に向けていい環境でゲームを行うことができました。今回のゲームで見えた課題を、今後のトレーニングで消化しJリーグに臨みます。スタジアムに駆けつけていただいたサポーターの皆さん、選手達への熱いご声援、本当にありがとうございました。これから始まるリーグ戦でも、変わらぬご声援をよろしくお願いします。


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