【フォト日記】紅白戦

2011/5/12
柏戦2日前となった5月12日(木)は13時からミーティングを行い、30分後にピッチでのトレーニングとなりました。昨日は午後から雨が降りすっきりとしない空でしたが、今日は青空が広がる、気持ちの良い天気でした。

柏戦に向け調整を進めるアルビレックス新潟。今日は紅白戦に取り組みました。相手は首位・柏レイソルということで楽しみの多い一戦となります。新潟はチョヨンチョル選手の負傷があるものの、黒崎監督が日頃からコメントしているように、他の選手がこのチャンスをつかむために高いモチベーションで臨んでくれることでしょう。

大宮戦でJリーグデビューを飾ったのが、ルーキーの酒井宣福選手。黒崎監督も大宮戦後に「ルーキーらしからぬメンタル」とそのプレーぶりを評価していました。酒井高徳選手の実弟であることからも、周囲の期待は高まりますが、その期待に応える活躍ぶりです。宣福選手自身は「試合には出ることができたが、出場した以上は点を取らないといけない。それができなくて悔しさを感じた」と話してくれました。得点にこだわるその姿勢はまさに点取り屋。高徳選手とどのようなコンビネーションを見せてくれるのかも楽しみなところとなります。

そして、ここまでの5試合全てに出場している新潟の新しい10番、ミシェウ選手。昨シーズンは開幕に少し出遅れましたが、今年は第1節で得点をあげるなど好調をキープしています。トレーニング中には通訳を通さず、積極的にコミュニケーションをとっています。年齢やポジションを問わず話しかけ、お互いの理解を深める光景がよく見られます。大宮戦で途中出場した木暮選手には、ポジショニングやコンビネーションについて話し合ったそうです。

柏の印象については「柏は現在、首位にいるだけにアグレッシブで非常に強いチーム」と警戒します。その上で今節の戦い方を「多少の選手の入れ替えはあるが、チームとしてやることは変わらない」と話してくれました。その選手の入れ替わりによるずれを、ピッチ上でミシェウ選手が修正してくれることでしょう。

今日の紅白戦で柏戦へのイメージをより高めたチームは、明日の前日練習で最終調整を行います。それぞれの選手からモチベーションの高さをうかがうことができ、チーム全体から週末のゲームへの意気込みを感じることができています。


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