名古屋から新潟に戻ってきたチームは今日・6月16日（木）、10時からのトレーニングに取り組みました。昨日、19時から行われたJ1リーグ第15節、名古屋グランパス戦は0-4と敗戦。次節、仙台戦でなんとしても勝ち点3をつかみ取るためにトレーニングを重ねます。

いつものように、昨日の試合メンバーはリカバリメニューでコンディションの調整を行います。中2日というスケジュールに合わせるため、心拍数をコントロールしながらランニングやジョギングで汗を流します。

その他のメンバーはボールを使ったトレーニングを行い、次節に向けての感覚を養いました。シュート練習では長谷部選手がクロスからのシュートを次々にゴールに入れていました。練習後には「普段は後ろでの出場が多いけど、元はFWですから」と淡々と話してくれました。サイドバックやボランチとしても高い技術を発揮していますが、持ち前のシュートセンスも披露してくれました。

名古屋戦ではU-22日本代表に召集されている鈴木選手に代わって出場した大野選手。これがJリーグ初先発となった大野選手でしたが「勝てなかったことが一番悔しい。4失点はふがいない」と険しい表情で話していました。なによりも結果にこだわるその姿勢は、今まで若手と呼ばれていた頃とは少し変わったように感じます。

試合を振り返っては「球際のところは負けていないと感じた。もう少しいいポジショニングを取れば楽に奪えると思った。出場しなければ分からなかったこと」と収穫を話してくれました。Jリーグ初出場は苦い思い出となってしまいましたが「90分出場できたことが大きい」と話すように、この経験をばねにさらなる成長をしてくれることでしょう。

明日はナイターゲームに合わせての15時半からのトレーニングとなります。仙台戦に向け、日程の厳しい中ですが、最善の準備を進めます。