【フォト日記】次につなげる

2011/6/19
終了間際に追いつかれ、悔しい引き分けとなった仙台戦。その翌日となった今日・6月19日(日)は、昨日の試合に出場したリカバリーを行うメンバーと、それ以外の選手とに分かれてトレーニングが行われました。通常のトレーニングに取り組んだメンバーは10時から聖籠で。試合に出場したメンバーは13時半から新潟市内の施設でリカバリーメニューを行いました。

聖籠で行われたトレーニングでは、昨日の試合に出場していない選手のコンディションを考りょし、フィジカルに重点を置いたメニューで汗を流します。雲ひとつない晴天の中、選手たちはウェアに汗をにじませながら、集中した表情で取り組んでいました。

少ない人数でのトレーニングのため、各コーチがほとんどマンツーマンで指導。もも上げ一つとっても、上体の姿勢や手の振り方など、細かなところまで注意して取り組まれ、質の高いものとなっていました。選手同士、声を掛け合い、厳しいメニューを乗り越えていきます。連戦を乗り越えるためにも、どの選手が、いつ試合に出てもいいように準備を進めます。

リカバリーを行ったメンバーは、新潟市内の施設を使用し、プールでのトレーニングでコンディションの調整を行います。仙台戦はまさに走力戦となり、各選手も疲労の蓄積が心配されるところ。今日のリカバリーでしっかりと疲労を取り除き、6月22日(水)の横浜F・マリノス戦に備えます。

今日のリカバリートレーニング後、黒崎監督は「前線に若い選手が揃ったが、強い気持ちを持ってやってくれていた。しっかり走れていたし、自分たちの原点がはっきり分かったゲームだった」と収穫を話してくれました。その反面「自分たちのミスで劣勢に立たされることもあったし、そういったところを含めて、まだまだ経験が足りない部分がたくさんあった」と課題も話していました。

仙台戦では監督自身初となる退席処分となりましたが「してはならない行為だった。反省している。別のやり方があると思うし、冷静にやらなければ。決して良いことではないので、これを最後にしなければならない」とコメント。「今シーズンの試合の中で最も大事な試合だった」と話すように、強い気持ちを持って臨んだ仙台戦。その気持ちを抑えることができなかったようです。

今日のトレーニングを含め、次節までに残された時間はわずかですが、できる限りを尽くして最高のコンディションに持っていきます。仙台戦で再確認できた、新潟らしい走るサッカーをベースとし、勝ち点3を狙います。


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