【フォト日記】暑さと共に

2011/6/29
今日、6月29日(水)は9時からトレーニングを行いました。天候の心配もされましたが、この日は1日を通して雨に濡れることはありませんでした。それどころか日差しも差して蒸し暑さを感じるほど。選手のトレーニングウェアから汗が滴り落ちていました。

昨日はフィジカルを重点的に行ったこともあり、今日はウォーミングアップやボール回しを終えると、11対11をコートの広さを変えながら行い、山形戦への共通理解を深めます。ここからはコンディションを維持しながら、戦術面での意思統一が図られていきます。

この日のトレーニングでコンディションの良さを見せていたのはミシェウ選手。ボール回しでは、ボールを持つと独特のリズムでディフェンスを翻弄。次々とパスを通すことで他の選手も動きが良くなり、トレーニングの質が高められていきます。ゲーム形式のトレーニングでも、スルーパスや相手の隙を突く動き出しでチャンスを作りだしていました。

トレーニング中から喜怒哀楽を全身で表現しているミシェウ選手。自分のミスに対しても激しく感情を表します。逆に味方の良いプレーには表情やジェスチャーを交え、全身で喜びを表現します。サッカーに対しての気持ちの強さの表れです。トレーニング後には「暑いね」と日本語でこぼしていましたが、気温の上昇と共にミシェウ選手のコンディションも上がってきているようです。

黒崎監督は「セレッソ戦では26本ものシュートを打たれている。攻められていたのは事実」と話し、次節に向けて守備面での修正を図ります。「サイドを振られたときにポジションを早く修正しないと突破されてしまう。そこは意識の持ち方である程度は変えられる部分」と具体的な修正点を挙げていました。それでも守備に重点を置くのではなく、目指すものはあくまで新潟らしいアグレッシブなサッカーです。

菊地選手やミシェウ選手などの復帰により、チーム内の競争も激しくなってきています。次のメンバーの予想が難しくなっていますが、この競争は間違いなくチーム力の向上につながっているでしょう。選手同士のポジション争いにも注目です。


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