【フォト日記】報告記者会見

2011/7/22
本日、7月22日(金)は14時20分から、FIFA女子ワールドカップドイツ2011の報告記者会見をクラブハウスで行いました。クラブハウスには大変多くのメディアの方にお集まりいただき、大会に出場した二人の注目度の高さを表していました。

世界一に輝いたなでしこジャパンの一員として戦ってきた、上尾野辺選手と阪口選手。上尾野辺選手はスウェーデン戦の途中出場のみとなりましたが、試合終盤、リードした場面で落ち着いたプレーで試合を締めました。阪口選手は全試合にボランチとして出場し、献身的な守備で代表チームを支えました。両選手ともチームとは違い守備的な役割を任されますが、その期待に見事に応え、優勝に貢献しました。

神田強化部長からは会見冒頭に「日ごろから我々アルビレックス新潟を応援していただきまして、ありがとうございます。今回、新潟からなでしこジャパンに選出された二人が大活躍をしてきました。皆さんのサポート、応援があってこそなしえたことだと思っています。今日はお集まりいただきありがとうございます」と挨拶がありました。

上尾野辺選手からは「先日行われたドイツワールドカップを最高の形で報告ができ、とてもうれしく思います。この結果も、スタッフ、チームメイト、受け入れ企業の方、支えてくださった全ての方のおかげだと思っています。本当にありがとうございました」と結果報告がありました。阪口選手からも「チームメイト初め、スタッフの方々、関係者の方、日本で応援してくれていた全ての方々に感謝したいと思います。ありがとうございました」と感謝の言葉が述べられました。

ワールドカップ優勝という、素晴らしい結果を持ち帰った二人ですが「ワールドカップは代表に入るまで想像もできないもので、本当に夢のような大会だと思っていました。その大会に参加できていたことにまだ実感がありません」と上尾野辺選手。阪口選手も「特別な大会ではありますが、ピッチに立つと数ある中の1試合という感覚で、気負いすることもなくプレーできました。そういったこともあったのでまだ実感はありませんね」と現在の心境を話してくれました。

アメリカ戦では3本目のPKを決めた阪口選手。その時の心境を「PKは本当に蹴りたくなかったのですが、作戦ボードに自分の名前が書いてありました。ドキドキしていたし、皆さんをひやっとさせたかもしれませんが、本当に入ってくれてよかった」と話してくれました。

アルビレックス新潟レディースの奥山監督は、二人の成長について質問されると「これからの試合で本当の力強さを見せてくれると思います。そういった期待をさせてくれる、目に見えないオーラのようなものを感じますね」と話し、今後の活躍に期待を寄せていました。代表では守備的な役割を任されていた二人ですが、アルビレックス新潟レディースでは攻撃的なポジションとして、得点にからむ意欲を見せていました。

なでしこリーグは7月24日(日)に再開されます。アルビレックス新潟レディースは浦和レッズレディースと第4節を戦います。新潟市陸上競技場を会場とし、15時キックオフとなっています。トップチーム同様にレディースの熱い戦いにも、ぜひご声援をお願いします。


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