キャンプ二日目となる9月2日（金）は、9時と16時から二部練習を行いました。この日は強い風の中でのトレーニングとなりましたが、集中を切らすことなく、軽快な動きを見せていました。

午前のトレーニングでは1対1や2対2など、個人技術に重点を置いたトレーニングを行い、シーズン中ではあまり見られないメニューとなっていました。ミニゴールを置いての1対1では、普段なかなか見られないマッチアップでの勝負が繰り広げられました。年齢やポジションに関係なく、どの選手も果敢に突破を図ります。周りの選手からは歓声や応援の声が上がっていました。

午後からのトレーニングはフィジカルメニューを中心としたものに。ゴムを使用して下半身を中心に負荷を掛けます。選手・スタッフで声をかけながら、厳しいメニューに取り組んでいました。

フィジカルやボールポゼッションのメニューで、大きな声でチームを盛り上げていたのが内田選手。「初めてのところだけど、ピッチの状態は思っていたよりもずっと良い。天候なんかは新潟とそんなに変わらない」と話し、昨日、今日と良い環境でトレーニングに取り組めたようです。キャンプ地の印象については「緑が多いね。集中してできる」と笑顔でした。

今回のキャンプについて「4日間という短い期間なので、劇的に何かが変わるわけではない。選手間の理解を深めて、これからの試合をチームとして一つになって臨めるようにしたい」と話しました。「移動中や食事中も自然とサッカーの話になっている」と言うように、狙いとしているところはできているようです。練習場まではバスで移動している選手達。帰りのバス車内では、その日のトレーニングでの課題や修正点が話し合われているようです。

選手理解も深まり、キャンプは確実にチームにとってプラスになっているようです。残り二日となりましたが、しっかりとトレーニングを積み重ねてチームの底上げをしていきます。