【フォト日記】秋田キャンプ終了

2011/9/4
キャンプ最終日となった今日、9月4日(日)は午前9時から、紅白戦を中心としたトレーニングに取り組みました。台風の影響で強い風が吹き付ける中でしたが、選手は状況に合わせたプレーを見せ、その影響を感じさせませんでした。

紅白戦は25分を3本。メンバーを入れ替えながら進められていきました。これから代表召集などでチームを離脱しなければならない選手も出てきます。その時に備え、誰が出てもいいような準備が必要となります。そんなチームの期待に応えるように、若い選手も積極的なプレーでアピールしていました。

紅白戦では攻守で激しいぶつかり合いや、大きな声でのコーチングも飛び交い、選手は非常に高い緊張感で取り組んでいました。見てるこちらがけがの心配をしてしまいましたが、それも選手がリーグ戦に向けモチベーションを維持できているからこそ。互いに強い気持ちをぶつけ合い、トレーニング最終日は充実した内容となりました。

そんな中でも特に強い気持ちを見せていたのが鈴木選手。力強いプレスで自由を与えません。この日はセットプレーから1得点を挙げ、コンディションの良さを感じました。今回のキャンプについては「代表からの合流だったが、しっかりと切り替えてやれた」と振り返りました。何度か別メニューでの調整もありましたが、新潟での役割を再確認できたようです。

全日程を終了しては「紅白戦や日々のトレーニングでコンビネーションも向上したと思うし、ディフェンスラインでの細かい部分も確認できた。お互いに意見をぶつけ合うことができて、良いキャンプにできたと思う」と手ごたえをつかんだようです。あとはこの成果を残りの試合にぶつけるのみ。鈴木選手も「残りの1週間でお互いの距離感やフォーメーションを確認したい」と表情を引き締めました。

今回のキャンプでは「選手が自らやろうとする姿勢を感じることができた」と黒崎監督。戦術の理解なども重要ですが、今回の一番の収穫があったようです。選手同士で話をする機会も増え、これからの戦いに向けて意思の統一ができました。今回のキャンプを糧に、残りの戦いをチーム一丸となって臨めることでしょう。

次の試合は9月10日(土)、J1第25節ホーム、鹿島アントラーズ戦。チームは残りの一週間で最終的な調整を行います。ぜひ、チームに熱い応援をよろしくお願いします!


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