一週間、試合が空いたJ1リーグですが、その再開を2日後に控えたアルビレックス新潟。9月8日（木）は東北電力ビッグスワンスタジアムで、15時半から紅白戦を中心としたトレーニングを行いました。9月に入ったとはいえ、まだまだ暑さの残る新潟。選手も汗をにじませながらのトレーニングとなりました。

より環境を本番に近付けるため、ビッグスワンで行われた今日のトレーニング。スタンドが空のスタジアムは選手の声が響き渡り、トレーニングの張りつめた空気をより一層感じます。ピッチの状態や雰囲気を確かめることができ、選手もいつも以上に良い準備ができたことでしょう。

キャンプを終え、コミュニケーションやチームワークの向上を感じているのはアンデルソン選手。言葉が通じない上にシーズン途中からの加入ということもあり、チームに溶け込むにはとても難しい状況だったと思います。それでもピッチに立てば、持ち前の高いテクニックと、積極的にチームメイトと関わることで問題なくチームの一員としてプレーできています。

「チームはとてもいい状態だと思う。キャンプでは選手同士での話し合いを重ねたことでとても充実したものになった」とアンデルソン選手は話します。続けて「時間がたてばもっと良くなると感じている」とこれからについても前向きにとらえていました。チームに合流してからの短い期間ではありますが、アンデルソン選手なりの手ごたえがあるようです。

次節は鹿島戦。アンデルソン選手は「鹿島アントラーズは歴史や伝統のあるビッグクラブ」と敬意を示したうえで「これから先のゲームは相手に関係なく、常に高い集中力を持って臨まなければならない」とここからの一戦一戦の重要性をコメントしていました。確実に試合出場を重ねてきたアンデルソン選手。鹿島戦ではさらに洗練されたプレーを見せてくれることでしょう。

今日は鹿島戦に向け、ビッグスワン素晴らしいトレーニングを積むことができました。明日は16時からのトレーニングで最終調整を行います。勝利のために走り続ける選手に、熱いご声援をよろしくお願いします！