【フォト日記】報告会見を行いました!

2011/9/16
トップチームは明日の仙台戦に向け、清水でのトレーニングに励む中、聖籠のクラブハウスでは15時半からなでしこジャパン(日本女子代表)メンバーの上尾野辺選手、阪口選手がロンドン五輪アジア予選報告会見を行いました。今回も多くのメディアの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

見事ロンドン五輪本戦への切符を手にしたなでしこジャパン。二人は共に3試合に出場し、予選突破に大いに貢献しました。今回はワールドカップ優勝チームとしての参加となり、選手はプレッシャーを感じながらの大会となったようです。阪口選手は「予選通過を決めてホッとしています。ワールドカップよりも厳しさを感じた大会でした」と話す通り、そのプレッシャーを相当に感じていた様子。そんな中でも上尾野辺選手は「ワールドカップではあまり試合に出られなかったので、今回は試合に出たいという思いが強かったです」と高い意識とモチベーションで臨めていたようです。

上尾野辺選手は3試合に出場し(韓国戦は90分から途中出場)、初戦のタイ戦では川澄選手のゴールをアシストしました。上尾野辺選手は「裏に抜け出すことは分かっていたので、いいボールがいって良かったです」とアシストのシーンを振り返ります。新潟では攻撃的なポジションを担っているだけに、今大会では上尾野辺選手らしいプレーも見ることができました。

阪口選手は3試合にフル出場。韓国戦ではコーナーキックからヘディングで貴重な先制点を挙げました。「コーナーキックは中に飛び込む役割ですが、いつもはなかなか入らないので、決められて良かったです。いいボールが入ってきたので、本当に決めるだけでした」とゴールシーンを振り返りました。その時の感想を聞かれると「素直にうれしかったです」と笑顔で応えていました。

これからは9月23日(金・祝)岡山湯郷Bell戦からなでしこリーグが再開されます。「まずはチームで結果を残して、本戦のメンバーに残るためにもしっかりとアピールをしたいと思います」(上尾野辺選手)、「代表のことは一度忘れてチームで結果を残せるように頑張りたいと思います」(阪口選手)と両選手とも、まずはリーグ戦に照準を合わせます。代表で見せた粘り強い戦いを、今度はチームで見せてくれることでしょう。

厳しい戦いを終えてきて、二人にはまた一層の頼もしさを感じます。二人の経験はチームとしても必ずプラスになることでしょう。上尾野辺選手、阪口選手、そしてこれからのアルビレックス新潟レディースの戦いにもぜひご注目ください!


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