【フォト日記】なでしこリーグ再開!
2011/9/23
9月23日(金・祝)新潟市陸上競技場でなでしこリーグ第10節、岡山湯郷Belleとの試合が行われました。ロンドン五輪予選のため、一時中断となっていたなでしこリーグですが、今日から再開となりました。会場には2592人のサポーターが駆けつけ、選手の熱いプレーに拍手と歓声を送っていました。
岡山湯郷Belleにはなでしこジャパンとして活躍したMF宮間あや選手、GK福元美穂選手が所属しています。アルビレックス新潟レディースの上尾野辺選手、阪口選手との対戦に注目が集まります。上尾野辺選手は宮間選手について「キープ力が高く、視野も広い素晴らしい選手」と警戒を強めていました。強い雨の中での試合となりましたが、両チームとも激しいプレーを見せてくれました。
試合は立ち上がりから新潟ペース。前線の選手が何人もボールに絡み、しっかりとパスをつないでシュートまで持ち込みます。特にツートップの一角として出場した上尾野辺選手は、ドリブル、パス、シュートとレベルの高いプレーを見せてくれました。ミドルレンジからも積極的にシュートを狙い、隙を見つければ相手の急所を突くスルーパス。精度も高く、意外性も兼ね揃えたプレーは間違いなく相手の脅威となっていました。
新潟は前半13分に阪口選手のヘディングシュートで先制します。「上辻選手から素晴らしいクロスが来たので、あとは合わせるだけでした」と阪口選手。息の合った連携を見せ、新潟をさらに勢いづける1点となりました。27分には相手にPKを与えてしまい、同点に追いつかれますが、新潟の勢いは止まりません。
33分には上尾野辺選手の思い切ったロングシュート。その距離約30m。「スペースが空いていたので思い切って狙いました」(上尾野辺選手)。左足から放たれたボールは不規則な軌道を描きネットを揺らしました。これで2-1と再び勝ち越し。リードを保ち後半を迎えます。
前半は攻勢だったアルビレックス新潟でしたが、後半に入ると一転して岡山に攻め込まれてしまいます。前線からの早いプレスに対応できず、ボールを失う場面が増えます。すると後半立ち上がり5分、自陣でのミスでボールを失いそのまま失点。2-2と同点に追いつかれてしまいます。
それでもボールをつなぎ、相手ゴールに迫ろうとしますが、運動量の低下からか前半のようなパスワークが発揮できません。前線に持ち込むことができず、終始流れは岡山に。なんとか守備陣が耐えていたものの、後半81分には3失点目を許します。その後も反撃の糸口をつかめぬまま、試合は2-3で終了となりました。
奥山監督は「再開幕戦ということもあり、いい状態で入ろうと意識していた。前半のうちにさらに優位にたつことができなかったのが今日の敗因」と試合を振り返りました。前半での戦いが素晴らしかっただけに、悔いの残る試合となってしまいました。阪口選手は「決めれるところで決めれなかったことが今日の敗因」と悔しそうにコメントしていました。
残念ながら勝ち点を得ることはできませんでしたが、前半の戦いは新潟らしさを十分に発揮し、スタンドも大いに沸いていました。次は勝利で終われるように、しっかりと課題を修正し、チームの力を高めていきます。
次のホームゲームは10月22日(土)、なでしこリーグ第14節を日テレ・ベレーザと、新潟市陸上競技場で戦います。上位を目指し戦うレディースチームにも、熱いご声援をよろしくお願いします!
岡山湯郷Belleにはなでしこジャパンとして活躍したMF宮間あや選手、GK福元美穂選手が所属しています。アルビレックス新潟レディースの上尾野辺選手、阪口選手との対戦に注目が集まります。上尾野辺選手は宮間選手について「キープ力が高く、視野も広い素晴らしい選手」と警戒を強めていました。強い雨の中での試合となりましたが、両チームとも激しいプレーを見せてくれました。
試合は立ち上がりから新潟ペース。前線の選手が何人もボールに絡み、しっかりとパスをつないでシュートまで持ち込みます。特にツートップの一角として出場した上尾野辺選手は、ドリブル、パス、シュートとレベルの高いプレーを見せてくれました。ミドルレンジからも積極的にシュートを狙い、隙を見つければ相手の急所を突くスルーパス。精度も高く、意外性も兼ね揃えたプレーは間違いなく相手の脅威となっていました。
新潟は前半13分に阪口選手のヘディングシュートで先制します。「上辻選手から素晴らしいクロスが来たので、あとは合わせるだけでした」と阪口選手。息の合った連携を見せ、新潟をさらに勢いづける1点となりました。27分には相手にPKを与えてしまい、同点に追いつかれますが、新潟の勢いは止まりません。
33分には上尾野辺選手の思い切ったロングシュート。その距離約30m。「スペースが空いていたので思い切って狙いました」(上尾野辺選手)。左足から放たれたボールは不規則な軌道を描きネットを揺らしました。これで2-1と再び勝ち越し。リードを保ち後半を迎えます。
前半は攻勢だったアルビレックス新潟でしたが、後半に入ると一転して岡山に攻め込まれてしまいます。前線からの早いプレスに対応できず、ボールを失う場面が増えます。すると後半立ち上がり5分、自陣でのミスでボールを失いそのまま失点。2-2と同点に追いつかれてしまいます。
それでもボールをつなぎ、相手ゴールに迫ろうとしますが、運動量の低下からか前半のようなパスワークが発揮できません。前線に持ち込むことができず、終始流れは岡山に。なんとか守備陣が耐えていたものの、後半81分には3失点目を許します。その後も反撃の糸口をつかめぬまま、試合は2-3で終了となりました。
奥山監督は「再開幕戦ということもあり、いい状態で入ろうと意識していた。前半のうちにさらに優位にたつことができなかったのが今日の敗因」と試合を振り返りました。前半での戦いが素晴らしかっただけに、悔いの残る試合となってしまいました。阪口選手は「決めれるところで決めれなかったことが今日の敗因」と悔しそうにコメントしていました。
残念ながら勝ち点を得ることはできませんでしたが、前半の戦いは新潟らしさを十分に発揮し、スタンドも大いに沸いていました。次は勝利で終われるように、しっかりと課題を修正し、チームの力を高めていきます。
次のホームゲームは10月22日(土)、なでしこリーグ第14節を日テレ・ベレーザと、新潟市陸上競技場で戦います。上位を目指し戦うレディースチームにも、熱いご声援をよろしくお願いします!