本日・10月3日（月）は9時半からトレーニングを行いました。すっかり気温も低くなり、聖籠は季節の変わり目を感じさせる気候となっていました。石川選手も練習を終えると、寒そうに体をさすりながらクラブハウスに引き上げていました。

この日はウォーミングアップ、ボール回し、ゲーム形式のメニューに取り組みました。マリノス戦に出場した選手は、ボール回しを終えるとクールダウンを行いクラブハウスへ。コンディションの調整に重点を置いて今週のトレーニングは進められていきます。

その他のメンバーもゲーム形式のトレーニングを終えるとクールダウンをしていました。全体としてもおよそ1時間半のトレーニングとなり、負荷を調整しながらメニューが組まれていたようです。

この日はウォーミングアップから相当の盛り上がりを見せていた選手達。条件付きの鬼ごっこでは鬼はドリブルをしながらや、タッチの代わりにボールをワンバウンドで当てたりと、バリエーションに富んだ内容となっていて、選手たちも自然と白熱していました。しっかりと体も温まり、いいウォーミングアップになったようです。その後のボール回しにもスムーズに入れ、攻守ともに俊敏な動きを見せていました。

黒崎監督は「明るい雰囲気でできていた。コンディションについても、そこまで疲労感のある選手はいなかった」とトレーニングを振り返りました。ボール回しの最中も「ナイスプレー！」と声をかける姿も見られ、一定の手ごたえを感じている様子でした。日程の詰まっている状況ではありますが、選手たちのコンディションは上々のようです。

ナビスコカップ準々決勝で対戦する名古屋グランパスとは6月15日（水）にJ1リーグ第15節を戦い、0−4と完敗を喫しています。黒崎監督は「アウェイでは苦汁をなめさせられている。同じことはしない」と厳しい表情で話していました。続けて「名古屋の破壊力はリーグトップクラスだが、間違いなくうちのほうが走れる選手が多くいる。うちの良さを出せるようなゲーム運びを意識したい」と意気込みをコメントしていました。

チームはここ2試合で7得点を挙げ、好調をキープ。この内容はチームに自信を与えています。このままの流れで名古屋にぶつかり、準決勝進出を狙います。