【フォト日記】意義ある一日

2011/10/9
本日・10月9日(日)はメンバーを分けてのスケジュールとなりました。一部のメンバーは9時半からのトレーニング。その他のメンバーは11時半からJAPANサッカーカレッジとクラブハウスでトレーニングゲームを行いました。

9時半からのメンバーはゴム引きやボール回しなど行い汗を流しました。昨日から全体のメニューに合流している藤田選手は午前トレーニングに参加。昨日に引き続き、順調な回復ぶりを見せてくれています。コンディションについて聞かれると「リハビリ中もしっかりと走り込んでいたので、フィジカル的には問題ない」とコメント。「厳しい状況の中、チームに迷惑をかけてしまった。結果を出してチームに貢献したい」と決意を話してくれました。

そして、11時半からはJAPANサッカーカレッジとのトレーニングゲーム。結果は4−2となりました。木暮選手、内田選手、アンデルソン選手、ハファエル選手がそれぞれ得点を挙げ、試合に向けてアピールをしていました。中でも内田選手の2得点目は左足でのビューティフルゴール。ペナルティエリアの少し外から、カーブをかけて絶妙なコースを突きました。ベテランらしい落ち着いたプレーで2得点目。試合を有利に運ぶきっかけを作ります。

黒崎監督は今日のゲームを振り返り「攻守においてやろうとしていることはリーグ戦と同じ。選手も戦い方をしっかりと理解し、相手に関係なくやるべきことをやろうとしていた」と選手を評価。声を掛け合い、しっかりとチームとして戦えていました。「今日のトレーニングゲームを見ても、戦えない選手は誰ひとりとしていなかった」とコンディション面についてもコメント。次の天皇杯に向けて意義ある試合となったようでした。

また、今日の試合では黒河選手が久しぶりに練習試合に出場。30分のみの出場となりましたが「久しぶりにピッチに立てて良かった」と笑顔を見せていました。黒河選手の見せ場はそれほどなかったものの、飛距離のあるゴールキックを蹴る場面もあり、見ている人を安心させていました。

試合後には「これからできること、できないことが少しずつ分かってくると思う。そういったプレーをしっかりと自分の中で使い分けて、また成長できれば」と前向きなコメントを残してくれました。きっとこれまでのつらいリハビリも活きてくるはずです。また黒河選手らしいプレーでチームに貢献してくれることでしょう。

今日は天皇杯に向け、積極的なプレーを見ることができました。いつ、誰が出てもいいような準備はできています。また明日からトレーニングを積み重ね、万全の状態に持っていきます。


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