【フォト日記】鈴木武蔵選手と仮契約を締結、記者会見を実施

2011/10/11
天皇杯を明日にひかえ、トップチームは午後から紅白戦などを実施して富山新庄クラブ選への準備を整えました。新潟にとっては初戦となるだけに、いい滑り出しをしてタイトルの獲得、そしてJ1リーグにいい形でつなげたいところ。選手たちを鼓舞するためにも、ひとりでも多くのサポーターの皆様のご来場をお願いいたします!

一方、群馬県みどり市にある桐生大学では、このほど来季新加入を発表した桐生第一高校の鈴木武蔵選手との仮契約締結、新加入内定記者会見が行われました。記者会見には新潟、また群馬からも多くのメディア関係者が集まり、鈴木武蔵選手への関心度の高さがうかがえました。

仮契約書の締結では、神田勝夫強化部長が契約やチームとしてのルールなどの概要を説明。学校関係者の皆様から温かく見守られながら、鈴木選手はひとつひとつの説明に緊張の面持ちながらしっかりと頷き、最後に契約書に自らサインを書き入れていました。これで、来季からはアルビレックス新潟の一員として、東北電力ビッグスワンでサポーターの声援を受けてプレーすることとなります。

鈴木選手は続けて行われた記者会見では、「身体も技術も心も成長したい。親や皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、努力をしていきたいと思います」と抱負を述べると、報道関係者から次々と質問を寄せられていました。新潟への加入を決めた経緯についての質問では、「トレーニングに参加させてもらったのですが(8月下旬にトレーニング参加)、選手の皆さんやコーチ、監督も優しくしてくれて、とてもプレーしやすい環境だった。気持ちよくサッカーができました」と、新潟のアットホームな雰囲気と充実した環境に魅力を感じたことを説明。

アルビレックス新潟の印象については、「FWを起点して、わき上がるような攻撃が印象に残っています。中、外と両方を使って攻めるバランスのいいチームだと思いました」と感じた点について表現してくれました。「まずはプロに早く慣れて、1日1日をアピールの場にしたい。その上で、少しでも早く試合に出場したいです」と、早くも目標を定めていました。

神田強化部長は鈴木選手について「最初に見たのは国際ユースin新潟だったが、『こんなに突破力のある選手が新潟に来てくれたら』と思ったことを覚えている。突破力と得点力は優れたものを持っていると思っていたし、トレーニングに参加してもらった時も、その特徴が伺えるプレーを随所に見せてくれていた。まずはプロのスピードに慣れ、ハイプレッシャーの中でも自分のプレーができるようになってもらえれば」と、鈴木選手に期待を寄せていました。

記者会見には桐生第一高校の関係者の皆様も多く駆けつけていただき、桐生第一高校から初、また群馬県太田市からも初というJリーガー誕生の瞬間に立ち会っていただきました。「多くの皆さんの期待は感じる。プレッシャーに負けないようにがんばっていきたい」と、力強く決意を語った鈴木武蔵選手。来季の新加入を楽しみに待っています。


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