甲府戦から１日のオフを挟み、今日・11月29日（火）チームは14時からホーム最終戦へ向けトレーニングをスタートしました。甲府戦では0-3と悔しい敗戦になりましたが、その悔しさをホームで晴らすためにも、今日のトレーニングから気持ちを前面に出して取り組んでいました。

週の立ち上げということもあり、今日はいつものようにフィジカルトレーニングに取り組みました。選手はウォーミングアップを終えると大塚フィジカルコーチの指揮の下、ステップと短いダッシュを繰り返し、筋肉に刺激を与えていました。シーズン終盤ということもあり、いつもより負荷は軽めのように感じました。

ゲーム形式では少しミスが多くなっていましたが、それも気持ちの表れです。黒崎監督は「選手からはやってやろうという気持ちを感じた。前に前にという気持ちが強すぎて、ゴールに直結するパスが多くなっていた」とトレーニングを見た感想を話していました。球際では激しくコンタクトする場面も見られ、緊張した空気を感じることができました。

今日のトレーニングからはU-22日本代表として召集されていた鈴木選手、酒井高徳選手、U-22韓国代表で韓国に向かっていたチョヨンチョル選手がチームに合流しました。チームとは別スケジュールとなっていましたが、疲れを見せずにピッチを走り回っていました。

バーレーン戦、シリア戦の2試合でフル出場を果たした鈴木選手。対人での強さを十分に発揮して勝利に貢献しました。鈴木選手は「厳しい戦いになることは分かっていたが、その中で勝ち点6を積み重ねられたことには満足している。いい感覚でできていたが、失点もしているのでそこは見直さなければならない点」と今回の戦いについて振り返りました。厳しいゲームをものにしたことにより、また一回り大きくなって帰って来たように感じます。

また、リーグ最終戦に向けては「今度はチームのところでラインの部分などをしっかり再確認したい。最終戦なのでもう一回気持ちを奮い立たせて試合に臨みたい」と表情を引き締めます。ホームでの最後の試合ということもあり、モチベーションも十分です。

3人の選手もチームに合流し、最終戦は万全な状態で臨むことができそうです。強い気持ちは維持しつつ、しっかりと調整を行っていきます。明日は10時からのトレーニングとなります。