【フォト日記】元旦決勝へ!!

2011/12/27
本日・12月27日(火)、アルビレックス新潟レディースは全日本女子サッカー選手権大会準々決勝を国立競技場で、日テレ・ベレーザと戦ってきました。キックオフは11時。素晴らしい青空のもと、熱戦を繰り広げてきました。

アルビレックス新潟レディースは12月23日(金・祝)に行われた、同大会の準々決勝後、新潟には戻らず関東でトレーニングを行ってきました。浦和戦の前には積雪のため十分なトレーニングを積むことができず、急きょ会場を変更することもありました。いつもとは違った環境での調整となりましたが、しっかりと準備をして今日の試合に臨むことができたようです。

国立競技場での試合ということもあり、今日の試合を本当に楽しみにしていた選手達。今大会ではセンターバックとして守備に貢献している中村楓選手は「国立での試合は本当に楽しみ。持てるもの全てを出し切りたいと思います」と試合を待ちきれない様子でした。こうした大舞台で戦える喜びをモチベーションにして、今日までのトレーニングに励んできました。

そして、今日の試合。前半は新潟ボールでキックオフとなりました。立ち上がりは少し相手に押される時間帯もありましたが、徐々に落ち着きを取り戻し、早いプレスで相手にペースを与えません。「ミスも目立って少し苦しい時間帯もあったが、まずは無失点で終えることをプランにしていたので、持ちこたえることができてよかった」と上尾野辺選手。新潟は後半に勝負を仕掛けます。

後半に入っても戦い方は変わりませんが、より高い精度で相手ゴールに迫ります。新潟は高い位置でボールを奪い素早く攻撃に移ります。そして後半早々に貴重な先制点。後半6分に阪口選手が狙いすましたミドルシュート。低い弾道で放たれたボールは鮮やかにネットを揺らします。このゴールも相手陣地深くで奪い返してからのもの。ボールが相手に渡った瞬間から切り替えて守備をするということがチーム全体に浸透していました。

その9分後、後半60分には上尾野辺選手のコーナーキックから川村選手が強烈なヘディングで2点目を奪います。「シュート性の強いボールを中に放り込もうと意識していた」と上尾野辺選手が話すように、スピードのあるボールを見事に川村選手が捉えました。打点の高い強烈な一発に会場も大いに沸いていました。

その後、1失点を喫するものの残り時間を耐え続けた新潟。スコアは2-1のまま終了し、アルビレックス新潟レディースが元旦の決勝に駒を進めました。浦和、ベレーザと強敵を退けての決勝進出となり、選手・スタッフも笑顔で喜びを表現しました。試合後にチーム全員が讃えあう姿は、チームとしての成長や団結力の強さを感じさせてくれました。

次の決勝戦に向けて選手のモチベーションも高まるばかりです。試合後「決勝では勝つことはもちろんですが、なかなか立てない舞台なので精一杯楽しんでプレーしたいと思います」と大友選手。元日の決勝を楽しみにしている様子です。決勝戦でも今日のような安定したプレーを見せてくれることでしょう。

次はいよいよ決勝戦。1月1日、今日と同じ国立競技場で10時半からINAC神戸レオネッサとの対戦となります。優勝を目指し一丸となって戦うアルビレックス新潟レディースに、皆さんの熱いご声援をよろしくお願いします!


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