【フォト日記】高知キャンプも後半戦

2012/2/10
高知キャンプも折り返しとなり、今日からは後半戦に入ります。トレーニングは午前中が一部選手のみ。午後は15時から全体練習がスタートとなりました。

午後練習の冒頭、黒崎監督は選手・スタッフを前にして高知キャンプ後半戦に向けての心構えを話しました。「フィジカルを中心にやってきているが我々の照準はJ開幕。ここまで周囲よりも遅れている人、さらに上を目指している人、色々といると思う。前者は差を埋めなければならないし、後者はさらに高めてほしい。それがチーム力のアップにつながるから」としたで、「決して無為に練習の1時間半、2時間を過ごさないこと」と強調していました。

「自分たちは常にチャンピオンを目指そう。恐れずに。去年Jリーグアウォーズに行ったブルーノとは話したけれど、あの場所は拍手をする場所じゃあない。拍手をされる立場になろう」。黒崎監督は称賛を浴びる具体的な場所を挙げ、選手たちにイメージを強く持たせていました。

トレーニングはタッチ数を制限しての6vs2などを行った後、この日も攻撃と守備のポジション別練習に入りました。目を引いたのは本間選手、三門選手らのボランチ組。序盤は攻撃のグループに入り、起点としてどのようにボールを動かし、攻撃のスイッチを入れるかを黒崎監督とともに確認をしていました。FWへのクサビを入れるタイミング、サイドハーフとの関係について繰り返し反復をします。

ポジション別練習が後半に入ると、ボランチ組は今度は守備グループに。DFラインとの連携などについて、西ヶ谷ヘッドコーチの指揮のもと、話し合いをしていきます。特に今季はよりアグレッシブなスタイルのサッカーを追求するため守備に新たな試みをしているとのこと。前回の高知大戦で抽出した課題を、讃岐戦でどのように消化できるかも注目となります。

明日のカマタマーレ讃岐とのトレーニングゲームは45分×3本の予定。「この前よりも上のレベルのチームに、攻守の部分で確認ができれば」とは黒崎監督。前回は45分だった選手のプレータイムも少し延び、ゲーム体力を向上させることも狙っています。内容のあるゲームにするために、チームは静かに闘志を燃やしています。




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