【フォト日記】プレシーズンマッチ神戸戦

2012/2/19
2012年の高知キャンプは南国・土佐にしては寒い日もあったのですが、キャンプ最終日となる本日は快晴。気温も高く、頬が日焼けをするほどの陽気でした。その中で今日はヴィッセル神戸とのプレシーズンマッチが14時から開催されました。

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新潟はGK黒河、DFは三門、大井、石川、キム・ジンス、MF本間、菊地、小谷野、アラン・ミネイロ、FWミシェウ、ブルーノ・ロペスという4-4-2の布陣。一方、神戸は大型補強により獲得したDF高木和道や橋本、伊野波らがスターティングメンバーに名を連ねました。

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試合は立ち上がりは神戸ペース。新潟のプレスをかわしながらボールを動かすと、FWの大久保にボールを集めて局面の打開を図ります。新潟は大井、石川を中心に攻撃を跳ね返すと、菊地が速い寄せで相手からボールを奪い取り、ピンチの芽を次々に摘んでいきます。我慢の展開ながら、時間の経過とともに落ち着きを取り戻すと、少しずつゲームの流れを新潟に手繰り寄せていきます。本間がボールを中盤で配球、サイドからサイドへ横断するような大きな展開で、三門のミドルシュートなど、チャンスを作り出します。

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「守備はあわてずに対応すること。攻撃はサポートの意識をもう少し持とう。足を止めるな!」と黒崎監督に檄を飛ばされた新潟の選手たちですが、後半開始早々にその檄に応えて見せます。新潟ゴール前でのピンチを防ぐと、ボールを左サイドのキム・ジンスへ。ジンスはすぐに左サイドのスペースに流れたブルーノに送ると、ブルーノもワンタッチでセンタリングへ。


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ここに後半から交代出場した平井! ゴール前でボールを受けるものの、間一髪神戸のDFが触ったボールの行く先には、それを分かっていたかのようにミシェウが追いつきます。右足アウトサイドで流し込むゴールで新潟が先制。電光石火のカウンターがさく裂します。

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新潟の追加点は68分、再び左サイドから。ジンス選手が相手の厳しいチェックにも素晴らしいボディバランスで持ちこたえてドリブルでトップスピードに乗ります。相手DFのマークも甘くなったところで、左足を一閃! 相手GKが懸命に伸ばした手をはじいて、ゴールネットを激しく揺らすスーパーゴール。ジンス選手のもとに選手たちが集まります。

新潟は84分にもブルーノ・ロペス選手が自ら取ったPKを落ち着いて決めて3点目。ここまで高知キャンプではなかなか勝利を収めることができていませんでしたが、J1・神戸相手に3-0の完勝で、高知キャンプを締めくくることができました。最高の勝利で弾みをつけ、さらなるレベルアップを目指して22日からは静岡・清水への第二次キャンプ。その前に新潟に戻り、必勝祈願と束の間のオフでリフレッシュします。

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