【フォト日記】プレシーズンマッチ清水戦&除雪ボランティア2日目

2012/2/26
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天候は晴れながら、気温は低くコートが手放せなかった本日の静岡・清水。アウトソーシングスタジアム日本平では、清水エスパルスとのプレシーズンマッチが13時から開催されました。先週のヴィッセル神戸戦に続くプレシーズンマッチとなったアルビレックス新潟は、貴重なJ1クラブとの対戦でここまで高めてきたチーム連携の確認するとともに、新たなフォーメーションなどが試されました。

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新潟はこの試合、ブルーノ・ロペス選手と平井将生選手、矢野貴章選手という、それぞれ特徴を持った3人のFWを同時に起用する4-3-3を今季初めてスタートから敷きます。序盤は3トップに対してボールを入れる意図は感じられたものの、なかなか収めることができずに厚みのある攻撃を仕掛けることができません。逆に清水の攻勢となる時間が多かったものの、大井選手、鈴木大輔選手のセンターバックを中心に中央の砦を崩されることなく、攻撃を跳ね返し続けます。

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後半は村上選手を投入し、前半は右サイドバックに起用された三門選手を本来のボランチに。矢野選手を右サイドハーフとした4-4-2に切り替えると、新潟が徐々に流れを引き寄せます。スピードを持ったブルーノ、平井の両選手がスペースに流れてボールを受けてはゴールに迫り、矢野選手も持ち前のダイナミックなドリブルを時間とともに披露。強烈なタテへのスピードで、たびたび清水のゴールを脅かします。

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3人のFWそれぞれに決定的な場面を作り出すなど、チャンスの数は多かった新潟でしたが、最後まで得点を挙げることはできず。スコアレスドローに終わりました。ただ、J1勢との2週連続プレシーズンマッチで完封を続けたことは、大いに評価できる材料です。「3トップはぶっつけ本番に近かったので、やらなければならないことはあるが、形は出せた。継続していけばチームにとってプラスになる」と本間キャプテンも手応えを感じた様子。チームは明日1日のオフを取り、引き続き清水でトレーニングを続けます。

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一方、新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジでは、昨日に引き続いてピッチの除雪作業が行われました。今日は何と昨日の倍以上の140人を超えるボランティア・サポーターの皆様にお集まりいただきました。昨日に続いて連日お手伝いいただいた方もいらっしゃって、本当に頭の下がる思いです。
天候は厳しく、時折吹雪になるなど過酷な状況での長時間の肉体労働となりましたが、クラブ・アルビレッジのスタッフとともに黙々と作業を続けました。白く厚い雪に覆われていたピッチに徐々に緑の芝生が顔を出し始め、苦労の甲斐もあってピッチの半分を除雪することができました。

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最後に作業を終えた時には皆さんから自然と拍手が起こり、みんなでやり遂げたという達成感とともに、あらためて人の力はすごいと感じさせてくれる瞬間でした。
ピッチの残り半分は週明けに機械を入れて除雪を続けていく予定ですが、天候によってはまた皆様に除雪のお手伝いを呼びかけさせていただく場合もあります。その際はクラブオフィシャルサイトにてお伝えいたします。

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除雪作業終了後にはオレンジカフェを開放し、プレシーズンマッチ清水戦のスカパー!録画中継を観戦しました。選手たちが除雪したピッチに戻ってくることに想いをはせながらご観戦いただきました。アルビレッジの除雪も進み、新潟での準備も着々と進んでいます。いよいよ開幕が楽しみになってきました! ご参加いただいたみなさん、本当に本当にありがとうございました!


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