【フォト日記】大宮との練習試合
2012/5/27
柏戦翌日となった今日・5月27日(日)は一部のメンバーが、埼玉県・秋葉の森総合公園で大宮アルディージャとの練習試合に臨みました。J1のクラブとの練習試合は貴重な機会となります。またとないアピールのチャンスにどの選手も集中してプレーしていました。
昨日の試合でスタメン出場した選手を除くメンバーでのトレーニングゲーム。会場の秋葉の森総合公園はかなりの暑さとなっており、ウォーミングアップをしただけで選手のトレーニングウェアはぐっしょりと汗で濡れていました。選手もペース配分などに気を遣いながらのゲームとなりました。
今日も昨日の柏戦から引き続き、前から積極的にプレッシャーをかけ、高い位置でボールを奪って攻撃につなげようとする意識が感じられました。前半の立ち上がりから連動したプレスで相手の自由を奪います。すると先制点は前半早々に生まれました。DFラインからのロングボールに平井選手が飛び出し、キーパーをかわしてゴール。最初の決定機を逃さず決めました。
2得点目は12分に鈴木武蔵選手。DFラインをコンパクトに保った中でボールを奪うと、素早いショートカウンターから武蔵選手が飛び出してゴールに蹴り込みました。まさに狙い通りの形。奪ってからの素早い切り替えは見事でした。
前半22分には試合を決定づける3得点目を再び平井選手。このゴールも複数の選手が絡み、質の高いコンビネーションを見せてくれました。平井選手は「決めれるところを決めることができたので今日のような結果になった。早い時間帯で決定機を決めることができれば楽に試合を運べる」と試合後にコメント。「ただ自分もハットトリックできるチャンスがあったし、他の選手にも点を取れる場面がいくつかあった。そういうところを全体でもっと追究していきたい」と課題についても話してくれました。
暑さで運動量も落ちることも予想される中、立て続けに得点を重ねることで試合のペースを握りました。PKから1点を返されるものの、守備陣は集中を切らすことなく、最後まで粘り強く対応していました。上野監督代行の戦術をチーム全体として実行することができています。
Jリーグは6月16日(土)の清水エスパルス戦までしばらく中断となりますが、その間にはナビスコカップ予選もあります。今日、試合に出場したメンバーも含めて、チーム全体としてもう一度戦う準備をしていきます。