【フォト日記】清水戦前日トレーニング
2012/6/15
明日はいよいよ柳下監督の初陣となる、J1リーグ第14節、清水エスパルス戦です。本日・6月15日(金)は9時半からトレーニングを行い、明日の試合に向けた最終調整を行いました。
トレーニングはウォーミングアップを終えるとシュート練習へ。その後リラックスゲームを行い、全体としては1時間ほどで終了しました。戦術の確認というよりは、コンディション面での軽めの調整という表現が当てはまるでしょう。その後は各自でシュートやクリア練習に取り組んでいました。
今日のトレーニングで久しぶりに実施されたリラックスゲーム。半面のコートに小さめのゴールを二つずつ置き、ツータッチの制限付きで進めていきます。柳下監督は参加しませんでしたが、選手・スタッフが入り混じり、ピッチには久しぶりに楽しそうな声が響いていました。この日も好プレー、珍プレーの連続。試合は終了間際にビブスチームが追いつき、急きょVゴールでの延長戦となる白熱ぶりでした。
新潟の選手をよく「真面目」と表現する柳下監督。ハードワークがチームカラーとしてある以上、その真面目さは大切な要素ですが「気負わずリラックスして、もう少し遊び心を持ってもいい」ともコメントしています。その真面目さを否定するわけではありませんが、サッカー選手としては真面目さも遊び心も、どちらも欠かすわけにはいかないのでしょう。いい意味で見ている人の期待を裏切るような、見ていてワクワクするようなプレーはちょっとした遊び心から生まれるのかもしれません。気負う気持ちもありますが、選手には楽しむ気持ちを忘れずに明日の試合に臨んでほしいところです。
試合前日のトレーニングを終えた村上選手は「空気もピリピリしていたし、高い緊張感の中でトレーニングができた」と新体制となってのここまでを振り返ります。積極的な攻撃参加と正確なクロスを武器に右サイドバックを主戦場とする村上選手。「まずはしっかりと守ることが第一だが、攻撃にも絡んで厚みのある攻めをしたい」と明日の試合に向けた意気込みも話していました。長い距離を走ったあとにクロスを上げるのは見た目以上にパワーを使います。ハードワークでチームに貢献する姿にぜひ注目してみてください。
新潟にとっては監督が変わったこともあり、再スタートとなる中断明けの試合です。明日のホームゲームのため、集中したトレーニングを積み重ねてきました。明日はぜひスタジアムでチームにご声援をよろしくお願いします。