【フォト日記】試合翌日
2012/6/17
昨日の試合ではリーグ戦、ホーム初勝利をあげたアルビレックス新潟。柳下監督が指揮を執る初めての試合で苦しみながらも勝ち点3を手にしました。前半は特に押し込まれる時間が長くありましたが、体を張って守り切り、藤田選手のゴールが生まれました。その後も90分間集中を切らすことなく、無失点で試合を終えることができました。サポーターの皆さんの声援が選手に力に与えたことは間違いありません。力強い応援、本当にありがとうございました。
そして、その翌日となった今日・6月17日(日)。昨日の試合に長時間出場した選手は10時からのリカバリートレーニングを。その他の選手は14時から、新発田市五十公野公園陸上競技場でベガルタ仙台との練習試合に臨みました。
10時からのリカバリーに取り組んだメンバーは15分のランニングとストレッチ、その後、クラブハウス内で体のケアに努めました。昨日の試合に勝利した事もあってか、チーム内の雰囲気はいつもよりも少し明るく感じました。それでも気を緩める選手はもちろん一人もいません。頭はすでに神戸戦に向けて切り変わっているようで、決勝点を決めた藤田選手も「昨日のようなゴールを決め続けることが大事」と気持ちを引き締めていました。まずは今日と明日のオフでしっかりとリフレッシュして、来週からまら気持ちを新たにトレーニングに取り組んでいきます。
そして、14時からのトレーニングゲームに臨んだメンバー。スターティングメンバーは写真の通り。昨日の試合、早々に菊地選手と交代となったキムジンス選手ですが、そのことを引きずる様子もなく、いつも通り積極的にプレーしていました。鋭いインターセプトも見られ、奪ってからの早い攻撃を演出する場面もあり、味方とのコンビネーションで攻撃に絡んでいました。
試合は前半20分に平井将生選手のゴールで先制。右サイドを小谷野選手、ブルーノ選手で崩し、ブルーノ選手の素晴らしいラストパスが平井選手の足元へ。これを難なく決めて新潟が先制。GKも間合いを詰めていましたが、冷静にゴールに流し込みました。ゴール前での冷静さは平井選手ならでは。力強いドリブルからPKを獲得するシーンもあり、コンディションの良さを伺えました。
新潟は先制するものの、前半44分にオウンゴール、後半22分にPKで失点を重ねてしまい結局試合は1-2で終了となりました。完全に崩された形での失点ではありませんが、修正が必要な部分となりました。
試合後の柳下監督は「良いところも悪いところも含めて、選手の特徴が見られてよかった。今日は個人として、チーム内での役割を果たしながらどういうプレーができるかに注目した」とコメント。全選手の特徴を把握するため、選手だけでなく柳下監督にとっても貴重な実戦の機会となりました。
今日から次節、ヴィッセル神戸戦への準備が始まっています。しっかりとリフレッシュする選手、次の出場機会を得るためにアピールする選手。試合翌日は非常に有意義な一日となったことでしょう。